東平安名崎の場所

細長く突き出た形をしていて、長さは2kmにわたります。北に見えるのは東シナ海、南に見えるのは太平洋と、2つの海を臨むことができます。
岬の先端にある灯台の109段の階段を昇ったところから見る景色は圧巻なので、天気の良い日の観光がおすすめです。風が強い日は帽子などを飛ばされないようご注意を。

安心の広々駐車場

東平安名崎の駐車場
カーナビやグーグルマップを使わなくても標識を頼りに向かっていけば簡単に到着します。とても広い駐車場があるので運転歴の浅い方でも安心です。

トイレ・自販もあります

岬というと何もない絶壁というイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、有料の展望台がある東平安名崎には、トイレや自動販売機も設置されています。

東平安名崎のトイレと自動販売機
レストランはありませんでした(取材時)

結構歩きます

駐車場から灯台までは結構距離がありましたが、途中にも面白いスポットがあるので歩いている時間もけっこう楽しめました。

駐車場から灯台へ向かう道
休憩場できる場所もありました。

マムヤの墓

このような文化財が途中にあり、ちょっと長い灯台への道を楽しいものにしてくれています。

マムヤの墓と説明書き
説明書きを読んでみるとけっこうおもしろいですよ。

マムヤの逸話

由緒ある文化財なのがわかります。マムヤとは女性の名前で、それに関する逸話が書かれています。絶世の美女が男性に見捨てられ、この東平安名崎から身投げをしたというお話です。

こちらがその説明書きです。

公園になっている東平安名崎

あたりは広い公園にもなっているので、灯台登りだけでなく散歩もできます。

岬の公園風景
時間をかけて楽しめるので、お弁当持参がおすすめです。

少しさみしげ?灯台入口

灯台の入口に到着しました。公開していない日もあるので、事前に問い合わせるのがいいでしょう。

歴史を感じる東平安名崎灯台入口
歴史ある灯台なので年季が入っている感は否めません。。

50年以上の歴史を誇る灯台なのです

正式名称「平安名崎灯台」太平洋と東シナ海を別ける白亜の灯台とあります。 この灯台は、日本政府援助事業により、琉球政府が建設し、昭和42年3月27日に初点灯した、とあります。

東平安名崎の説明
もう50年以上も前からここに建っていることになりますね。

下から見た灯台

遠くからよく見えるだけあって、真下から見るとすごい迫力!台風でもビクともしそうにありません。

灯台全景
こうして見てみると、いちばん上までは相当な距離感です。さぞかし見晴らしが良いのでしょうが、歩いていくのはかなりキツそうでもあります。。

受付もあります

楽しい灯台登りのはじまりです。スタッフさんはとても親切な方でしたよ。宮古島やこのあたりの歴史など、興味のある方は是非お話を聞いてみてください。

灯台受付
こちらで入場料を払います。有料ですがパンフレットもありました。

記念にもなる入場券

受付付近に灯台の説明や写真などがあるので、せっかく入場料を払うのですから、いろいろ見てから上ってみてはどうでしょうか。違った角度から見られるのでおすすめです。

平安名崎灯台のチケット
受付でもらえる記念のチケット。

スタート地点

105段もある階段のスタートです。汗をかくのでタオルを持ってきたほうがよさそうです。靴はもちろんスニーカーがおすすめです。

ここからスタート
間違ってもヒールを履いて登らないでくださいね。

ほぼ中間地点

結構のぼってきました。もうちょっとかな?と思うようなタイミングであと50段!頑張って!と励ましてくれますが、半分以下じゃないか…とここで解ってしまいます。

励ましてくれる告知
50段ってビルだと3階分くらいでしょうか。

あとちょっとで頂上

運動不足の人は心して上りましょう。普段から階段を登っている人にはたいしたことはないかもしれませんが、エレベーターで生活をしている人にはかなりの運動感です。

あと20段の告知
あと20段。とはいえこのあたりでヘトヘトになります。

光が差し込んで

ようやく到着したようです。絶景が見られると思うと足の疲れも忘れますね。

頂上付近
光が見えてくるとかなり嬉しい気持ちになりますね。

頂上の個室

最上部はこのようなちょっとした部屋のようになっています。ゆっくりくつろいでお弁当でも食べようという雰囲気ではありませんが、雨の日でも安心です。

東平安名崎の頂上
ただし椅子はありませんでした

てすりの外は…

高所恐怖症の人にはおすすめできないほどの高さです。風も強く、この日は体ごと飛ばされそうでした。帽子は飛ばされる可能性がかなり高いので、手に持っておきましょう。

頂上の屋外
屋上の部屋から外に出たところです。

灯台頂上からの絶景!

せっかく体力を使ってここまで登ってきたんだから、怖さを我慢して景色を堪能しましょう。自然の雄大さを感じずにはいられない超絶景は、これぞ展望台!といった感じです。

頂上から見る海と岬
この日はあいにくでしたが、天気の良い日に観光するのが圧倒的におすすめです。

地図で見たような地形

せっかくなのでもう1アングルお見せしましょう。かなりの高所だけあって岬の形もよくわかります。人がとても小さく見えますね。

豆粒のような人
こんなに上ってきたのかと思うとちょっとびっくりする瞬間です。

岬の先は…

灯台から見て気になっていた岬の先まで行ってみました。この先は断崖絶壁で立ち入り禁止になっていました。

東平安名崎の先
残念ですがここまでで我慢しましょう。