慶良間諸島の渡嘉敷島の超人気スポット「阿波連ビーチ」には、ダイビングショップや売店が所狭しと立ち並んでいます。
体験ダイビング目的で行くのはもちろん、軽い気持ちでビーチに遊びに行って「やってみようかな」なんてノリでダイビングをやって、それがキッカケでどんどん好きになって趣味なる・・なんて人も少なくありません。
そんなアクティブな雰囲気がこの阿波連ビーチにはあります。
しかもそこからボートで行ける絶好のダイビングスポットがあります。その名も「ハナリ島」。
砂浜が綺麗な小さな島にはちょっとした丘もあるので潜るだけでなく陸で安心して遊べたりしちゃうのです。
せっかく渡嘉敷島に行くのなら、ビーチだけでなく、簡単に行けてしまう離島と浅くて初心者でもおすすめな体験ダイビングを満喫してみましょう。
ほとんどの人は日帰りで渡嘉敷島を楽しんで帰りますが、実は夜の島も超オススメ。海の住人達といっしょにお酒などを飲みながら海の幸を頬張ったり語り合ったり・・昼とは違った閑静な雰囲気で都会で味わえない島の夜を味わうことができます。
ハナリ島情報
| アクセス方法 | 渡嘉敷島からボート 定期観光便はありません。 |
|---|---|
| 特徴 | 渡嘉敷島の人気ビーチ「阿波連ビーチ」の南西にある比較的大きな無人島です。「離島」と書いてハナリ島と読みます。離島ですが「りとう」ではありません・・ |
| 体験ダイビング | 阿波連ビーチの横にはたくさんのダイビングショップがあり、体験ダイビングツアーやシュノーケリングツアーを多数取り扱っています。当日でも申し込めることがあるので、急にチャレンジしてみたくなったらできるかどうか聞いてみましょう。 |
体験ダイビングからビーチ遊び
渡嘉敷島の阿波連ビーチへ
水深が大体3〜6メートル位と浅めで体験ダイビングで行けるおすすめのひとつともいえるこのポイントは、渡嘉敷島の西側にあります。まずは那覇の泊港（とまりん）から島に向かいます。
渡嘉敷島まではフェリーで約70分、高速船で35分程ですので日帰りも可能です。
島内の移動は、坂道や山道が多いのでバスを使うのがおすすめです。
にぎわうビーチ周辺
渡嘉敷島には、阿波連ビーチととかしくビーチという2つの大きなビーチがありますが、ハナリは阿波連側です。
ですので、ハナリのポイントに行くには、阿波連ビーチのダイビングショップを利用するのが良いでしょう。また、もし島に宿泊する場合、ホテルの多くは阿波連周辺なので、体験ダイビングのアレンジをしているホテルを探すのも手っ取り早くておすすめです。
ボートに乗ってポイントへ
港からインストラクターが船で連れて行ってくれるボートエントリーになります。
目と鼻の先くらいの距離で、10分もかからないくらいで到着します。
このハナリポイントは浅くて砂が綺麗です。浅瀬で砂地なので、砂を巻き上げて視界を曇らせないように気をつけて泳ぎましょう。
浅瀬では、上手に中性浮力を取るのもうまく泳ぐポイントになります。中性浮力が取る事ができればエアの消費も少なくなりますし、当然疲れにくくなるので、水中散歩をより楽しめるようになりますよ。
サンゴ礁や岩礁には、色鮮やかな魚たちが常にちらちらと泳ぎ周っています。ぶつかってサンゴを傷つけないように気をつけてくださいね。
浅瀬ですが、岩場も多く、時々潮の流れも強くなることがあります。
水深が浅いので初心者向きのポイントではありますが、流れに巻き込まれないようインストラクターの指示にきちんとしたがって行動するようにしましょう。
岩場もあるのでマリンシューズが必須アイテムです。自分の足を守るだけでなく、沖縄のサンゴ礁を傷つけない為にも履くようにしましょう！
阿波連ビーチでまったり
体験ダイビングが終わって阿波連ビーチまで戻ったら、のんびりとパラソルの下で寝転んだり、シュノーケリングやマリンスポーツで楽しんだりしてケラマブルーの余韻を楽しみましょう。
ビーチで遊んでから体験ダイビング
朝は比較的ビーチが空いているので、午前中に開放的にビーチ遊びをしてから午後に体験ダイビング！というのもいいですよ。
しかも、阿波連ビーチはダイビングショップの多さやシュノーケリングのメッカとしても有名ですが、3月はガラーンとしていて遊び放題なのです。
シーズン中の午後なんかは混雑して自由に遊べませんが、午前中、とくに春休みに入る前なんかは貸切状態です。
ビーチで遊んだあと少し休憩してボートで無人島に向かって体験ダイビングという遊び方もできるんです。
南西の楽園といわれるケラマブルーは、シュノーケリングでも味わえますが、やはり深い海の中を見てこそ実感できます！生で見たことがない人にこそ味わって欲しい体験ダイビングです。
まるで真っ白な砂浜がある海の中。きめ細かな砂の中には小さくて可愛い魚がたくさん潜んでいます。
ボートでたどり着くハナリ島は、ちょっとした山があるので上から景色も見られちゃういます。結構深かった海の中はすごく浅く見えてその透明感に感動必至です。
少し疲れた体を癒やすには十分すぎる夜の阿波連。騒音もなく聞こえるのは虫の声と人の笑い声だけ。そんな夜の島の雰囲気はかなりおすすめです。
豊富な種類の生物
抜群の透明度を世界に誇る慶良間諸島の象徴ともいえそうな写真がたくさん撮れます！透き通った海とサンゴ礁に群がるカラフルな魚たち！天気の良い日はテンションも最高潮！
温暖な気候と豊かな自然が作り上げた軌跡の光景は、もしサンゴがなかったらただの岩でしかなく、綺麗な魚も寄ってきませんからね〜。恵みに感謝です。
カクレクマノミさんの写真はいろんなところで拝見しますが、サンゴの中にいるとその鮮やかな色が際立ちます♪しかも中にいる時は止まっているのでコンデジでもステキな写真が撮れますよ。
ハナリには面白い花もいるんです。近づくと警戒して穴に入ったり壁の隙間に隠れたりする魚や生物はたくさんいますが、お花も隠れるというのを知ってましたか？手を出すと引っ込んじゃうんです。
慶良間ならではの紫＆オレンジなど派手な配色のいきものもたくさんいたりします。カラフルなサンゴの中に隠れるには自分もそれなりに同じような配色でないと！って鮮やかな色になったのでしょうか？
そしてハナリで絶対見てほしいのがヒトスジギンポ。
沖縄広しといえどこのようなキュートな生きものが他にいらっしゃるでしょうか！？
ここにはウルトラマンホヤやニセアカホシカクレエビ、カンザシヤドカリという面白い名前のいきものも多数生息。インストラクターさんにいっぱい教えてもらってくださいね。
