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未来と環境

1.マングローブとは

沖縄県を中心に、奄美大島などでも見られるマングローブ。沖縄旅行の際に、林を自力で漕ぎ進むカヌーやカヤックなどのアクティビティに参加して体験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に見たことがない方でも、その耳にする機会は案外多いかも知れません。有名なタレントさんもいらっしゃるので、名前自体はご存知な方が多いはず。

実は、マングローブとは、木の名前でも種類でもなく、メヒルギやオヒルギなどの植物を始めとする特殊な環境で生育する木の総称です。
沖縄や奄美大島などの暖かい地域で見られるように、生息域は熱帯や亜熱帯地方で、波のない穏やかな場所を好んで育ちます。日本で自然の状態で見られるのは沖縄県と鹿児島県のみで、自生している北限は種子島です。

マングローブの性質

これらを形成している木たちには、限られた地域のみで成長する特徴があります。また、その生態も一般的な樹木とは大きく異なります。
マングローブ林は、河口の近くの淡水と海水が入り混じった土壌で生育します。大きな河口近くでは潮の満ち引きによって、10キロにも及ぶ範囲で浸水してしまうような過酷な環境です。

そのため、形成する樹木は独特の形をした根っこを持っています。
河口付近の土は、潮の満ち引きによって常に浸水したり乾いたりを繰り返す干潟。塩水の交じる塩性湿地で柔らかい泥土なので、しっかりとした根を張るのは至難の業といえます。

水の中で生息するマングローブ
たくさんの根っこを地上に生やして倒れないように身体を支えるようにして立っています。




一般的に樹木は、海水にさらされ続けると生育できずに枯れて死んでしまいます。
マングローブもやはり海水が大好きというわけではないのですが、進化の過程で取り込んだ海水をうまく外に排出できる仕組みを備えているところが他の樹木と違います。
根っこで塩分を濾過する種類もあれば、海水の塩分を葉っぱに貯めてある程度の量が貯まると葉を散らせ体内の塩分を捨てる種類もあります。葉っぱから塩分を蒸発させる事のできる種類もあります。
種類によっては塩分濃度が薄い、より河口付近の土地を好んだり、逆に塩分の多い土地でも生きていけたりもします。
そのように、少しずつ異なる環境によって棲み分けをするので、同じ種類が帯状に分布するようにして広がっています。

マングローブの種類

世界には、約100種類ほどの種類を形成する樹木があります。そのうち日本の沖縄や鹿児島地方で見られるのは7種類。下の表でも分かるように、全て生息しているのは西表島だけです。

地域オヒルギメヒルギヤエヤマヒルギヒルギモドキヒルギダマシマヤプシキニッパヤシ
沖縄本島
久米島
石垣島
西表島
宮古島
湿地帯に立つヤエヤマヒルギ
ヤエヤマヒルギはすべての地域に生息しています。




特徴のある根っこ

海水の入り混じる河口付近で生育するマングローブは、根っこに最大の特徴があります。木の種類によって異なりますが、通常の樹木と違い根っこは大きく地上に出ています
沢山の根っこを生やすことによって、丁度キャンプでテント張りに使うガイドラインのように四方八方から倒れないように身体を引っぱり支える役割をしています。

根っこを地上に生やす植物は他にもあります。地上に出ているものは気根と呼ばれ、小笠原諸島原産のタコノキや沖縄でも見られるアダンやガジュマル、身近な植物では蘭などにも見られます。

熱帯で生きる植物は、空気中の水分を効率よく取り込むために気根が発達したといわれていますが、その目的は植物によって異なります。
アダンやタコノキの気根は、呼吸と光合成をして酸素供給をすることが分かっています。
ガジュマルの木からぶら下がるターザンロープも気根ですが、伸びてくると地面に根付き大木を支える役割を果たしています。

緩い足元でも倒れないマングローブ
沖縄のマングローブの気根は柔らかい土壌で倒れないための支柱としての役割を持ちますが、実際に呼吸や光合成をどの程度するのかは調査段階です。




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