ライセンス講習2日目!

さて、昨日は何から何まで初体験のライセンス講習!
半日だけの講習でしたが、見るもの触るもの初めてで、さらに覚える事が山盛り!!
そして、なぜか筋肉痛…(笑)
ダイビングって普段使わない筋肉を使うらしく…
完全にそれでだ…

さて!本日は、ショップさんの自社ボートにて、慶良間諸島へ行ってきます!

さっそく船に乗り、昨日散々練習した器材セッティング!
昨日の事なのですんなり出来ましたが、今度する頃には忘れそう…

きっちり作動チェックも行い、インストラクターさんよりブリーフィングが始まります!

ボートに積まれたタンク

今日1日の流れや船の使い方、そして1本目に行うスキルチェックの内容など。

1本目のスキルはまだ初級編で、2本目、3本目となると少しずつ難しくなるみたい…。

あとは、しっかり中性浮力の練習を行なっていきましょう!とのこと!
確かに、中性浮力ってすごく難しいんです!!

ウエイトの量(重り)や自分の吸う息吐く息の調整、BCDジャケットへの吸気排気でかなり苦戦しました!

できるだけBCDによる吸気排気には頼らず、自分の肺が風船のようになるので自分で吸ったり吐いたりする空気で中性浮力が取れればOK!
(息を吸ったまま息を止めることは絶対にしてはいけません!!)

なかなかすぐにマスターは難しいので、1ダイブ、1dive大切に、水中での時間を過ごそうと思います!

ブリーフィングが終わったところでいざ慶良間諸島へ~!
慶良間諸島には約1時間程で行けます!

出航してから今日行くポイントを考えるらしく、その日その日の波のうねりだったり風向きやポイントに入っている船の数などで決まるみたいです!

座間味島の唐馬ポイントで!

唐馬ポイントから見る座間味島のビーチ

到着後、ポイントのブリーフィングが始まりました。
メインは綺麗な砂地。ところどころにあるサンゴの根には小さな魚が暮らしているみたいです。

最大水深は12メートル、潜水時間は35分。

私たちは、とりあえずスキルチェック!終わり次第水中ツアーが待っています!!

ここでインストラクターさんによる課題

  • 砂地なので砂を巻き上げない
  • 水底の1メートル上を泳ぐ事

この2つが課題にあげられました。簡単なようで、実際やってみるととりあえず必死!!(笑)

では1本目潜ります!(OW1)

ロープを使って潜るダイバー

しっかりバルブを開けるところからスタート!
バディ通しで器材の背負いあいっこ、そしてフォローに入ります。
バディチェックも忘れずに。。

BWRAFと覚えました。

  1. BCDは作動するか
  2. ウエイトは付けているか
  3. リリース類をまとめているか
  4. 残圧は満タンあるか、バルブは開いているか
  5. ファイナルチェック、忘れ物がないか

この5項目のチェックをし、やっとエントリーです!

階段を使い、ゆっくり海へ。

船から水底までロープがはってあったので、まずロープに掴まって呼吸を整えます。

「やっぱり慶良間は透明度が違う~!」
くっきり水底まで見えるほど水が透き通っています。慶良間の海は何回来ても裏切りません!

最初はロープに掴まりながら、ゆっくり水底へ潜降します。
水底に向かう際も、インストラクターさん・バディとハンドシグナルでしっかりコミュニケーションを取る事が大事です!

無事潜降出来たところで泳ぎ始めます!
最初はインストラクターさんのフィン(足ヒレ)しか見れない程追いかけて行くので必死でした(笑)。

スキルチェック出来る場所まで泳ぎ、昨日の復習も交えながら1つ1つ確認して頂きました!

  • レギュレータークリア
    呼吸機に水が入ったときの対処法
  • マスククリア
    マスクに水が入ったときの対処法
  • 残圧チェック
    残りの残圧をハンドシグナルで伝えます

などなど!無事スキルチェックが終われば中性浮力を練習しながら水中ツアーへ。

中性浮力は頭ではわかっていてもなかなか上手く出来ず、、

インストラクターさんと同じ水深に!!と思っていても、気付いたらインストラクターより下にいたり、上にいたり、、
マスターするには少し時間がかかります。

あっとゆーまに水中ツアーも終わり、気付けば40分近く潜っていました!
びっくり!!

エキジットしタンク交換。

サーフタイムで(体から窒素を抜くために休息)約1時間程、休憩します。

ジャイアントストライドエントリー

先程のダイビングの復習や改善点などをデブリーフィングにて教えてもらいます。
こうして、終わってすぐに改善点などを伝えてくれるのがありがたかったです!!
次のダイビングですぐ改善出来ます!

OW2
場所は変わらず「座間味島の唐馬」

インストラクターさんより再びブリーフィングが始まります。
今回行うスキルについて再確認し、前回同様、中性浮力をマスターしていきます。

バディと再びエントリー準備。
器材を背負いながらのバディチェックは思ってる以上に大変で、器材の重さがもろに体に伝わります。

そして今回は階段からではなく、ダイバーー!!!って感じのジャイアントストライドエントリー
名前からしてかっこいいでしょ?
ボートからのエントリー方法で船べりに立ち、大きく1歩足を前に出し、そのまま海へ!

インストラクターさんからやり方の説明、注意点、そして見本を見せてもらいチャレンジしてみますが、1発目は20点ぐらいで、、(笑)
まだまだこれも練習が必要です。

潜降時は、何かあればすぐロープを掴める範囲で、ロープには掴まず潜降する練習をしていきます。
ゆっくりBCDの空気を排気し、私も息を吐きながら潜降していきます。

最初は水面でバタバタしてしまいなかなか潜れず、、
バタバタしてしまうとしっかり息を吐き忘れてしまうので、悪循環に…(笑)

インストラクターさんに少し手伝ってもらいながら呼吸を整えて再チャレンジすると、次は上手くいきました!

無事潜降し、スキルチェック!
前回もやったスキルにプラスして応用編なども交えながら、なんなくクリアしました!

中性浮力も感覚を少しずつつかみながら練習出来ました!

なぜここまで中性浮力の練習が必要なのか、実際に潜ってみてわかった気がします。

中性浮力がとれないと、無駄なエアの消費に繋がったり、今回のように砂地のダイビングポイントだったら砂を巻き上げて視界を悪くする可能性もあります。

もしサンゴの群生の中を泳ぐとなると、サンゴは簡単にフィンで折れてしまう生き物なので、中性浮力を取りながら泳がなければ大変な事になります、、。

中性浮力を取れるだけで体力の消費もかなり違ってくると、潜ってみてすごく感じました。

まずは自分に合ったウエイトの量を確認出来れば良いと思います!
ウエイトの1キロ増えたり、減ったりするだけで中性浮力の取りやすさが全然違います!
泳ぐ時もウエイトが重いと腰が下がってしまいますが、適正ウエイトだと綺麗な泳ぐ姿勢が取れます!

さて、中性浮力を取りながら水中ツアーもして頂きました!

本当に太陽の光が水底を照らし、キラキラしていてとても綺麗だったのを覚えています。

OW1、OW2は最大12メートルまで潜れます!せっかくなので、連れて行ってもらいました。

「12メートル?!深いけど大丈夫かな?!」と正直思っていたんですが、、
実際連れて行ってもらうと「え?もう?!」とすんなり行けちゃいました(笑)。

でも、水面の方を見上げてみるとやはり、水面は少し遠くに見えました。

自分が吸って吐いている呼吸がブクブク~と水面に上がっていくのを見ると、「潜ってるんだな~」と。
水面を見上げるだけでもぼーっと出来て楽しかったです。

水深10メートル以上行く時は安全停止というものが必要となり、水中ツアーが終わり船の近くで5メートルで3分間、体から窒素を抜きます。

無事OW2も終了し、本日の講習はここまで!

船上でお昼休憩が始まります~!