今日は宮古島からボートで約40分の伊良部島「スネークホール」でダイビングをしましょう。ここは宮古島の「青の洞窟」があることでも知られています。ホールを潜ると途中に「エアドーム」があるのです。タイミングがよければ、そこから顔を水面に出し、その時見える海の色が真っ青でとてもきれいなそうです。
さて、ボートに乗って宮古の海を楽しみながら伊良部島へ向かいます。楽しみです。ボートの上でいろいろ説明を聞いていると、今回はあえて穴ではなくちょっと面白い生物を見せたいとのことでした。ガイドさんおすすめのコースをたどってみましょう。(写真&文:ICHI)

珍しい生物探し出発

このポイントは流れもほとんどなく、体験ダイビングや初心者の方でも安心して潜れるポイントです。穴に入ると水深20mぐらいまで潜るそうですが、今回はちょっと変わったダイビングです。
というのも、ここは宮古島でも有数の「フィッシュウォッチングポイント」だそうで、レアな生物や貴重な生態写真がけっこう撮れるそうです。
うーん、どうもガイドさんは何かネタを持っているような気がしてきました。

黒と赤のウミウシ
まずは何だか見たことのないウミウシの登場です。

ツマジロオコゼ(毒注意)

スネークホールは以前お伝えした「クロスホール」と同じく、伊良部島の北側に位置しているポイントです。ですから南風が吹くと島陰になり、べた凪で静かな海になるのです。ですから4月下旬から10月初旬の夏場におすすめのポイントになります。
穴の外をうろうろしていると「ツマジロオコゼ」がのんびりしていましたよ。人間でいうと鼻から口にかけての部分が白くなっていますね。

砂の上にいるツマジロオコゼ
オコゼですので背びれに毒があります。絶対に触らないでくださいね。

シモフリタナバタウオ

「アカネハナゴイ」や「ウメイロモドキ」と言ったきれいな魚が乱舞してましたが、穴の入口周辺でめったに見られない魚が登場しました。「シモフリタナバタウオ」と言います。
ドット柄がきれいな魚で、日中は穴の中や岩の切れ目でひっそりとしています。ダイバーが見つけても、穴の中をうろうろしているか、顔だけ穴の外から出しているかということが多く、こうして全身が出ていることはめったにないのです。

ドット柄が鮮やかなシモフリタナバタウオ
パッと見どこに目があるかわかりません。それが敵の目を欺いているそうです。

モンツキカエルウオ

ここはガイドさんの言うとおりじっくり潜るといろいろな生物がたくさんいるポイントのようです。フォト派ダイバーにはありがたいポイントで、紹介できないぐらいの生き物がたくさん見られています。
サンゴもきれいですしやっぱり透明度がいいです。魚の乱舞の中でのんびりするのもよさそうです。穴から見えている魚は「モンツキカエルウオ」ですね。これも水玉模様がかわいらしい魚です。

水玉模様がきれいなモンツキカエルウオ
様子をうかがっているのかな?ガイドさんが見せたかった魚はこれでしょうか?

主役の登場

何ともおとなしい「フリソデエビのペア」の登場です。この時のネタとしてガイドさんが見せたかったのはこれだったのです。逃げません!動きません!何と素晴らしいモデルさんでしょうか!
多くのダイバーにポーズをとってましたよ。まるでお雛様みたいにピタッと寄り添ってジッと座っている感じでしたからね。
ちょっと違った感じのダイビングを楽しませてもらいました。エキジットの時間になったので上がるとしましょう。

おとなしいフリソデエビのつがい
こんなに撮りやすいフリソデエビのペアは初めてでした。穴に入らなかった理由がわかりました。
初心者のためのダイビングポイントガイド(宮古島・伊良部島)