沖縄本島から高速船で西に50分の場所に慶良間諸島があります。今回はその中のひとつである座間味島での体験ダイビングのようすをお伝えします!
世界的にも「ケラマブルー」といって抜群の透明度を誇っているので世界各地からダイバーが訪れる人気のある島なのです。(写真&文:うみ)

おすすめは梅雨明け

海といえば7月、8月の夏のイメージですが、夏休みもあるのでかなり観光客であふれかえるので、おすすめすはシーズンに入る前の梅雨明けあたり。
明けるのは例年だいたい6月下旬くらいになりますが、その時期の空はとても青く、気温も半そでで過ごせるくらい暑いので海遊びには最適でした。
まだ夏休み前ということもあり、観光客も少なくビーチで過ごしたり、泳ぐときでも混みあうことなくのんびりと過ごすことができましたよ。

真っ青な海の魚の大群
しかもちょうどこの時期は魚の産卵・孵化の時期なので、運が良ければ魚の赤ちゃん達に出会えることもあるらしいです。

まずは呼吸の練習から

初めて海の中を潜るので、かなりドキドキでした。
ちゃんと潜れるかな、息はちゃんとできるのかな、など期待と不安が隣り合わせにいるのがよくわかります。
でも、大丈夫!そのためにインストラクターさんがいるのです。そういう気持ちも全部伝えてしまいましょう。話すとかなり不安が取り除かれるので、できるだけ多くお話するのがおすすめです。

さて、体験ダイビングとはいえ、せっかく海に潜るならウミガメにも会いたいですよね。もちろん私もそうでした。
座間味島の数あるポイントの中には体験ダイビングでもウミガメに高確率で会える箇所があるのです。
ボートに乗って約3分。着いた先は水深5メートルほどの浅場のポイント。内海で波も穏やかなので船酔いをすることなく潜れるところに到着しました。

呼吸の練習をしているダイバー
まずは顔を海につけて呼吸の練習。

着いたらまずは船の上でインストラクターから潜るための講習から。安全に楽しく潜るためにしっかり話を聞かなきゃ!です。
呼吸の仕方やハンドシグナル、トラブルがあったときの対処法などをしっかり勉強して、いよいよ潜水開始です。
始めは海に顔をつけて呼吸することすら怖いですが、慣れるまでインストラクターが一緒に練習をしてくれるので安心感がありました。

食事中のウミガメに遭遇!

いざ、インストラクターと一緒に潜っていくとファインディング・ニモで有名なカクレクマノミがイソギンチャクの中からひょっこり出てきたり、オレンジや青色のたくさんの小魚がサンゴの上をヒラヒラ舞うように泳いでいました。

あまり泳がなくてもすぐにカラフルな魚に会えるのはこのポイントの魅力の1つだそうです。そして運良くみんなのアイドル、ウミガメにも会うことができました。

ウミガメとツーショット
食事に夢中になっていたらしく、こんなに近づけました。こんな場面に遭遇するなんて最高にラッキー!

すいている海を満喫

ハイシーズンのときは、多くのダイビング船が出港しているので、潜った後は速やかにポイントから離れることが多いらしいのですが、お客さんが少ない時期だったので、体験ダイビングが終わった後もスノーケリングをしたり船の上から飛び込んだりして遊ぶことができ、「海遊び」を満喫することができて最高でした!

鼻をつまんで海に飛び込むダイバー
島には他にも景色の違うダイビングポイントがあるらしいです。世界が恋する座間味島にぜひ、遊びに来てくださいね!