かつては宮古島からフェリーでしか行けなかった伊良部島ですが、念願の伊良部大橋の完成によって身近な島となりました。繋がっている下地島にある下地島空港は、かつてタッチアンドゴー訓練の観覧スポットとして観光客に人気があった名物島。
宮古島から出発するダイビングコースでもコースになっている事が多い通り池と、島を見渡せる定番観光スポットの牧山展望台をご紹介します。
通り池
下地島にある、いろいろな伝説のある池です。地上から見ると池は2つに分かれていますが、地下では繋がっているので実質1つの池ということになります。海側の方からは洞窟にも繋がっていて、そこからさらに海にも繋がっているという面白い池です。
難易度が高めなので体験ダイビングのコースには入ってることはほとんどありませんが、伊良部島・下地島で潜るならいつかはチャレンジして欲しいポイントです。
潜るだけでなく地上から見ることもできます。足場がかなり悪いので木で散策用の道が作られています。木が折れていたりすることもあるので歩きやすい靴で訪れましょう。
もともとは足場が悪いので、設置されたコースを通るのが安心でベターです。
舗装されているのはここだけです。このあとは木で作られた道を歩きます。
通り池は何も知らずに見に行くより、事前に池のつくりやエピソードなどを知っておくと楽しさが倍増します。
二つの池は下でつながっています。何も知らずに観光するとただの普通の池にしか見えません。
この池の下は洞窟とつながっていて、洞窟から海に出ます。実際に見てみるとますますダイバーなら一度は潜ってみたいスポットとして有名なのが頷けます。
きれいなつくりですが、台風のあとなどは壊れていることもあるので注意しましょう。
この先はに「鍋底池」という場所に行きます。母親のお腹の中で赤ちゃんが聴く音に近いというこというもうひとつの観光スポットです。
道なき道を進み、橋が掛かっている場所までたどり着きました。この先に鍋底池があります。
「母体回帰」つまり母親のお腹の中に戻るといったエピソードもあるそうですが、まさにそんな感じがします。
中の水はとても青く、海の水を切り取ったような感じです。雨水が溜まった池とはまったく違います。
さらに少し足を伸ばすと海になります。どこに洞窟の穴があるのか気になります。
途中で民宿の宣伝看板がありました。急に伊良部島に泊まりたくなった人用というところでしょうか。