伊江島にはダイビングショップがいくつかあるので、じっくり離島観光をしたい場合は伊江島のお店で体験ダイビングを申し込むのがおすすめです。
沖縄本島で宿泊・観光をしようと考えている方は本島の本部エリアのショップを利用するのがいいでしょう。
本部港から伊江島まではフェリーで1時間位の時間を要するので、船に弱い方は船酔い対策をしっかりしておきましょう。
また、今回ご紹介するオーロラは沖縄本島から比較的近いためボート乗船時間が短めなので船に弱い方にはおすすめ。棚上では体験ダイビングもやっている初心者向けのポイントです。
エントリーはリーフの上にボートを停めて、浅い場所で集合します。まずは「リュウモンイロウミウシ」がお出迎えしてくれました。(写真&文:ICHI)
綺麗なウミウシ登場
伊江島周辺のポイントは、時として潮が流れます。体験や初心者の方はできるだけ潮どまりする時間を狙って潜るのがいいでしょう。流れが強めの時はダイビング経験者でも移動が大変なので無理のない潜り方をしましょう。
体験でも行ける棚上でもいろんな生物がいますのでけっこう楽しめます。これは「シンデレラウミウシ」です。伊江島ではけっこう見られます。大きくなると「寿司ネタ」ほどになりますよ。
チータウミウシ
伊江島の西側にあるこのポイントですが、そもそもなぜ「オーロラ」というポイント名になったのでしょうか?ガイドさんに聞いたところ、「ドロップオフの地形がオーロラのように見えるからだよ」と教えてもらいました。
透明度は30メートル以上抜けていることも多いので、ぜひオーロラに見える地形も見てくださいね。ただ中性浮力が取れないとどんどん深い場所まで落ちていってしまいますので気を付けてください。
穴の中を覗くと
伊江島のポイントは、オーロラに限らずドロップオフの壁にところどころ穴が開いていて、その穴には入ることができます。穴というより大きなくぼみと言った方がイメージしやすいかな?
ライトを持って入るとさらに冒険気分が楽しめますよ。穴の中でライトであちこち照らしていると、時々何かが動くことに気が付きます。これは「カルイシガニ」でしょうか。ゴツゴツした体はもちろん、ちょっと怖めの顔が印象的ですね。
珍しいヒレボシミノカサゴ
穴の中は何が出てくるかわからないのがまた面白いですよ。普段は奥の方に隠れている魚が、運よく出てきているときもありますからね。写真好きダイバーならなおさらワクワクしながら潜れます。
また、穴の中から見える海はとても青いですよ。穴の中でプカプカと浮いたまま、のんびり海を眺める楽しみ方もありですね。
可愛い顔のジョーフィッシュ
穴の入口はガレ場になっています。さて、穴から出てゆっくりと浮上しようかな・・と思っていたら、入口にかわいい「ジョーフィッシュ」がこっちを向いていました。
和名だと「カエルアマダイ」と言います。カエルっぽく見えますか?穴から顔を出したり引っ込んだりと繰り返しています。近づきすぎると引っ込んで出てこなくなりますのでそーっと見てくださいね。
ではエキジットの準備をしましょう。