大好きな沖縄本島南部の観光スポットや絶景をご紹介します!それぞれ近くにあるので1日で全部回ることもできるおすすめのコースです!体験ダイビングの次の日にでも是非行ってみてください!

まずは有名な斎場御嶽(せーふぁうたき)。世界遺産にも指定されているスケールの大きなこの御嶽は久高島が見える聖域などもあって神聖な気分にさせられます。

その次は斎場御嶽の近くにある知念岬で絶景を見ながらのんびりしましょう。岬は公園になっているので軽食でもつまみながら目を癒せますよ♪
岬を出たらつぎはひめゆりの塔平和祈念公園。観光というには少し神妙な気持ちにさせられる場所ですが、沖縄県民としては個人的にぜひ行って欲しいスポットです。

そして〆は琉球ガラス村。工房で見学・体験したあとは楽しいお土産選び。綺麗なガラス細工の製品は見ているだけでも楽しいので時間を忘れて楽しめますよ!

斎場御嶽(せーふぁうたき)

南城市にある世界遺産です。「御嶽(うたき)」とはこちらでよく使われる名称で「聖地」といった意味があります。 この斎場御嶽では、御嶽からも見える神の島「久高島」から聖なる砂を運びこんで行事を行ったりしていました。現在でも地元の人を中心に、多くの人が崇拝に訪れています。

斎場御嶽の位置
斎場御嶽入口

南城観光の拠点!

「がんじゅう駅 南城」の駐車場に車を置くのがおすすめ。斉場御嶽に行ったあとに食事もとれるし、すぐ近くにある知念岬公園に歩いていくことも可能なのです。

びっしり並んだ観光客の車
知念岬公園にも立派な駐車場がありますが、散歩がしたい方はここに車を停めてじっくり南城散策はいかが。

「がんじゅう駅 南城」の入場券発売所

斎場御嶽入口にもありますががんじゅう駅南城でもチケットを販売しています。団体客はこちらの方がスムーズに買えそうなのでおすすめです。

発売所の大きな看板
御嶽に入るかどうか迷っている方は寸前まで行ってから決めるというのもアリかも。

御嶽までの散歩コース

がんじゅう駅の駐車場から斎場御嶽まで、200~300m位歩きます。途中にカフェもあるのでお散歩しているだけでも楽しいです♪

強い日差しの中を歩く観光客
日焼け対策をしっかりとね♪

民家風カフェ「海のイスキア」

がんじゅう駅から御嶽に向かう途中にあるアットホームなカフェ「海のイスキア」さん。ふつうの個人のお家ですが、場所と空間を通りがかりのご縁のあった方と共有するために奥の庭を開放したそうです。景色を楽しみながらコーヒーを飲んでゆっくりとお過ごしください。と書いてます。もちろんテイクアウトも可能です。

カフェ敷地内の石畳
手作りチーズケーキや島どうふ・紅いもなどのジェラート、沖縄家庭料理のヒラヤーチーなんかもありました。

食べ歩きもできちゃいます

斉場御嶽が目的だったのに美味しそうなお店があるからついつい寄り道しちゃいます。こちらは「まるてんパーラー」さん。サーターアンダギーがメインのお店です。

夏の風物詩の氷のれん
御嶽でバクバク食べるのは良くないから、帰り道に寄って知念岬公園で食べるのがおすすめです。

青空パーラー

まだまだあります。これらはすべてがんじゅう駅南城から斉場御嶽までの散歩道にあるカフェなのです。こちらの青空パーラーさんの押しはマンゴージュースとシークヮーサーシャーベット。カットマンゴーもあります!

パーラーのベンチに座っている女性
カウンターにマンゴーが置いてあるからソソられます〜笑

お決まりの撮影スポット

カフェめぐりも終わり、斎場御嶽に到着です。あらためて見るとまわりは緑だらけ。海もいいけど緑の空気もいいですよ♪

せーふぁーうたきの案内看板
近辺を散歩するのも楽しそうです。

御嶽に入ります!

すごく分かりやすい入口です。笑。ここから世界遺産見学が始まります。といってもこの先にゲートがあるんですけどね。

斎場御嶽入口
ちょっと気を引き締めて御嶽見学開始!

散策のような雰囲気

ゲートを入ってすぐに見学できるわけでなく、10分〜15分位マナーなどについての講義を受けてからスタート。世界遺産ですからね。それにしても木陰が多くて良かった〜

自然の多い散策道
御嶽というから祠みたいなものがあるだけかと思いきや、公園のような雰囲気でした。

スニーカー推奨です

もしヒールを履いていくと指定の靴に履き替えることになります(取材時)。階段もあるので歩きやすいスニーカーを履いてきましょう。沖縄だからってビーサン履いて来ないでね。

階段を歩く観光客
日焼け止めも忘れずに

暑さ対策と水分補給を

全部廻るには結構な時間を要します。体験ダイビングで疲れた体にはちょっとこたえるなあ〜。夏はペットボトル2本くらいの飲料を用意しておいたほうがいいかも。私は忘れちゃいましたが帽子も必須です〜

暑くて疲れた観光客
軽いトレッキングのような感覚で行くのが無難です。

久高島遥拝所

ここからは久高島が見えます。琉球王国の国王は太陽であり、その太陽があがる方向にある久高島は東方楽土ニライカナイへのお通し所として崇拝されているとのこと。南城市が特に強く保護している遥拝所のひとつです。

久高島が見える岩の隙間
人気の場所なので長時間陣取らないでくださいね。

こちらは「艦砲穴」

沖縄戦の砲撃であいた穴を戦争遺跡として残しています。琉球の歴史と沖縄の戦争の爪痕の両方が垣間見える世界遺産でもあります。

艦砲穴を指差す観光客
沖縄の世界遺産と戦争はいつも密接に繋がっています。

艦砲穴についての説明書き

1945年の沖縄戦において「鉄の暴風」と言われる砲弾が何箇所も突き刺ささってできた穴と書いてあります。多くの穴は埋められてしまったのでこの穴は貴重な戦争遺跡として保存されています。

艦砲穴を保存している理由
改めて戦争の悲惨さを感じる、そんな場所です。

メインの石碑

斎場御嶽メインともいえる石碑の横でパシャリ。聖なる場所なので、小さなお子様は石の上に乗って遊ばないようにね。

石碑の横で記念撮影する観光客
ここも人気の撮影スポットなので長時間占拠しないでね。

数多い沖縄の聖地のなかでも特別

「聖地」の独特な雰囲気が出ている撮影スポットです。そもそも御嶽というのは、「聖地」の総称でもあるのです。斎場御嶽は「琉球開びゃく伝説」でも取り上げられている最高の聖地でもあります。6箇所のイビとも言われる神域があります。

鍾乳洞のような岩
岩の上の緑が髪の毛のようにも見え、生命力を感じます。

神秘的な場所が随所に

聖地と言われるとなんとなく不思議な気分にさせられます。岩のひとつをとっても故人の思いが伝わってくるような・・そんな雰囲気のある場所です。

不思議な雰囲気を醸し出す岩
なんとなく魅入られています。

大庫理(うふぐーい)

ここでは聞得大君のお下り儀式(お名付け)というのが行われました。大庫理という名は首里城の2階にもある由緒ある呼び名だそうです。祭祀的な機能を持つ格式の高い場所です。

うふぐーいの説明書き
この後首里城に行くなら是非覚えておいてくださいね。

うふぐーい跡

この広場で神女たちが琉球王国の繁栄を祈っていたそうです。数百年前の光景が蘇ります〜

ここで女性たちが祈っていた
この場所で琉球王国の神女たちの姿を想像してみましょう。

知念岬公園

斎場御嶽のすぐ近くにある絶景の公園とその周辺を知念岬と呼んでいます。公園内に駐車場があるのですごく便利です。ゆっくり楽しみたい人には、がんじゅう駅南城の駐車場に停車してのんびり岬まで歩くのがおすすめです。
公園からは神聖なる島「久高島」と、体験ダイビングでもお馴染みの無人島「コマカ島」が望めます。

知念岬公園の位置
知念岬公園からの風景

がんじゅう駅南城から知念岬へ

私の正面にがんじゅう駅南城があります。後を歩いている団体さんは斎場御嶽に向かっています。左上に見える標識には「←知念岬」とあります。

知念岬につながる道
知念岬と斎場御嶽はとても近いのです。

中間にある便利な駅

せーふぁーうたき(斎場御嶽)に行くにせよ知念岬に行くにせよこのがんじゅう駅南城で食事するのがおすすめです。中間地点にあるのです。

ここから始まる南城の旅
沖縄では「城」を「ぐすく」と呼ぶことが多いですが、「なんじょう」です。「みなみぐすく」ではありません。

知念岬は超絶景スポット

駐車場も完備された知念岬。車を降りたらいきなり絶景です。お手軽に楽しめるので素通りしないで寄っていってください!

小さな島も見える知念岬からの景色
見たこともないような真っ青な空と海。是非ご覧ください!

体験ダイビング・パラグライダーも!

知念岬からは久高島やコマカ島などの島も望めるのです。コマカ島を楽しむ体験ダイビングのコースもありますよ。パラグライダー体験してみたい方は「琉球スカイアカデミー」で検索してくださいませ。

ダイビングに適した海
小さな島があるからいろんな楽しみ方ができるのです!