夏に来ている沖縄ですが、今回は秋に来てみました。目的は何度かしたことのある体験ダイビングに参加することです。まだまだ暑く半袖で快適に過ごせる気温だったので持っていく荷物も少なくて楽ちん楽ちん♪
初日は沖縄本島で観光して2日目に慶良間諸島の阿嘉島という離島でダイビングをする予定です。(写真&文:みゆ)
那覇に到着
那覇空港に着いたらすぐに水槽があり色とりどりの魚たちが出迎えてくれましたよ〜。
水色のデバスズメダイやファインディング・ニモでも有名なナンヨウハギのドリーもいてテンションは上がるばかりです。
今回の旅行は海にくわしい友達と一緒だったので海の中をいろいろ教えてもらいたくて美ら海水族館に行くことにしました。
那覇空港でレンタカーをして約2時間。美ら海水族館は朝一番が空いていることが多いのでなるべく水族館に近いホテルに一泊することに。
早朝の美ら海水族館
開園と同時に入館すると予想通り人は少なく、どの水槽もゆっくり見放題!
海の中で見たことある魚もたくさんいるのですがなんか違和感があります。水槽に張り付いてよく観察してみたんですがわかりません。
なんでかなぁ?と友達に聞いてみると、水族館にいる魚は海にいる魚よりも太っているとのことでした。
たしかに水族館は潮の流れもないし餌もしっかりもらえるので太りやすいのかと思わず納得。だから水族館の魚はおいしそうに見えるのかと大笑いしました。
ナンヨウハギもウミガメもでっぷりしていてある意味かわいい(笑)
魚の体型だけではありません
なんと海でみたカクレクマノミはイソギンチャクから離れずにいるのに、水族館のはイソギンチャクから飛び出して自由に泳いでいることにビックリしました。
デバスズメダイも捕食者が近づいたらサンゴに隠れるのに全く隠れないんです。
夕方まで十分水族館楽しんだので、一気に那覇まで戻ってきて夕食に行きました。
国際通りをブラブラしていると三線ライブがある居酒屋の多さにビックリです。その中でもライブの時間が近そうだったお店に入りました。
ごはんを食べ始めて少ししたらライブ開始。沖縄の民謡から始まり数曲歌ったあと、お客さんからのリクエストも聞いてくれました。
沖縄の夜は続くけど、わたしは次の日体験ダイビングを控えたので少し早めに帰りました。
いよいよ離島へ
さて、突然ですが翌日です(笑)。
那覇にある泊港(とまりん)に着いたらダイビングショップのスタッフさんが迎えに来てくれていたので、車に乗ってショップへ。
体験ダイビングの経験が数回あることを伝えたら、陸でおさらい程度の講習をしてくれて、すぐにダイビングポイントへ行きました。
大切なのはゆっくり呼吸することと耳抜きを忘れないこと。そしてインストラクターさんの存在を忘れて一人で勝手に行動しないこと。(←経験者にたまにあるそうです)
ガヒ前ポイント
潜るポイントは、港から5分くらいで着くガヒ前という、砂地がきれいなポイントでした。
ウミガメのいるポイントへ行きたかったのですが、先に他のダイビング船がいたため諦めることに。
一気に同じポイントへダイバーが集まるとサンゴへダメージがあったり、魚へのストレスが生じたりするから、こうやってひとつのポイントに船が集中しすぎないようにブイを作って制限をしているんですね。
ロープを使用してエントリー
早速エントリー(潜水開始)して、ロープを使って少しずつ潜っていきます。
少し潜ってはインストラクターさんが耳抜き大丈夫?のサインを出すので、わたしは毎回OKのサインを出しました。
これはすごく大切なことで、耳抜きができていないまま潜ると鼓膜にダメージを与えてしまいます。
安全管理をしっかりしてもらいながらついたのは水深6メートルでした。
エントリーしてすぐ出迎えてくれたのはコバンアジの群れです。
ケラマブルーに真っ白な砂地。そこをクルクル泳ぐコバンアジたちはとても美しく、いつまでも見ていられるほどです。
少し移動したら紫色のサンゴにミスジリュウキュウスズメダイがいました。
白と黒の模様でサンゴの中を出たり入ったりしています。
この魚も捕食者が近づくとサンゴの中に隠れるみたいで私が近づいただけでスッっと隠れてしまいました。
隠れたなぁとサンゴの隙間を観察しているとカニを発見!
海底に食べ物が
インストラクターさんがサンゴの欠片を渡してくれ、海底をこするジェスチャーをしました。
真似してやってみたら、なんと魚が寄ってきたんです。
顔の模様が歌舞伎役者みたいなヤマブキベラやユニークな名前のオジサンなどがやってきてわたしがこすったあたりをウロウロしています。
どうやら海底をこすった時に舞い上がった物の中に魚たちの食べ物があるみたいでそれを目当てに集まってきていたみたいでしたよ。