初めて訪れた沖縄の離島で息子と体験ダイビングに参加してみました。
もともと海遊びが好きで毎年沖縄には家族で訪れていたのですが、知人から離島の海の美しさを教えてもらっていたので本島から少し離れた離島の座間味島に行ってみることにしました。
息子は小さいころからシュノーケリングをするのが得意なので、10歳の息子と2人で申し込みました。(写真&文:くんくん)

子供にはたとえ話で解りやすく説明

わたしたちが参加したときはインストラクターの方がわたしたちにマンツーマンでついてくれました。
講習は一緒に受けたのですが、息子にもわかりやすいように例え話をおりまぜて説明してくれたので理解しやすかったです。

実際に海に入ってからは、わたしと息子は別々に潜行していき、練習を始めました。
呼吸の練習をしたり、耳抜きの練習をしていく中でチラっと息子のほうをみると、あっという間に海底まで潜っていました。

丁寧にダイビングレクチャーされる息子
息子のほうがスムーズにできていたのは、やはり子供は呑み込みが早いからでしょうか。

砂の上からゆっくり始動

少し遅れて私も海底につき、膝をついた場所は真っ白な砂地でした。

泳ぐときのコツはゆっくり息を吐き、足を動かすこと。バタバタ足を動かしたらサンゴにあたってダメージを与えたり、砂を巻き上げてしまうためだそうです。

海底について呼吸が安定したわたしは、講習の時に教えてもらったことを思い出しながらゆっくり脚を動かしました。するとあまりがんばらなくても進んでいきます。

そのまま息子とも合流し、いざ泳ぎ進んでいくと目の前にたくさんの魚たちが!

サンゴの横で泳ぐ小さな魚たち
水族館でみるようなカラフルな魚が多く息子と二人でおおはしゃぎしました!こんなに近くで魚を見ることができるなんて最高です。

楽しい運動のあとのグルメ!

体験ダイビングをした後、とにかくおなかがすいていたので向かったのは沖縄そば屋さんです。ご夫婦でされているというこのお店は港から歩いて5分くらいで着きます。

シンプルな沖縄そばからイカ墨が練りこまれたイカ墨そば、フーチバー(よもぎ)が練りこまれたフーチバーそばなどいろんな種類がありました。

いろいろ迷っていたのですが、近くで食べていた別のお客さんのブラックペッパーのしっかり効いた牛肉そばが気になったのでこれを頼みました。

ニンニクとブラックペッパーの効いた味のしっかりしている牛肉とたくさんのもやしがそばの上に乗っかっていて見た目のボリュームがとにかくすごい!

くせになる味の牛肉そば
男性でもおなかいっぱいになる満足のいく一品です。あーまた食べたいな。

〆は絶景離島サンセット

1日海遊びをした最後は村の人におすすめしてもらった夕日ポイントへ向かいました。

港から歩いて10分くらいの場所で、目印はマリリン像です。実際に存在していたシロというオス犬とマリリンというメス犬の話があるそうで、座間味島にはマリリン、隣の阿嘉島には白の銅像が向かい合って立っているそうです。

太陽が沈む30分くらい前からビールを飲む人、写真を撮る人などみんな楽しそう!
一日の締めくくりには最高の時間を過ごすことができましたよ。
旅行の時間にゆとりがあるなら島に泊まったほうがより、島の自然を堪能できると思います。

座間味島の夕日の絶景
日帰りだったらこの景色は見られなかったです。もったいないことしなくて良かったなーと思いました。

2日目:ビーチで体験ダイビング

古座間味ビーチの外観

島滞在初日は船で体験ダイビングをしたので、2日目はビーチでの体験ダイビングをしました。場所は島のメインビーチである古座間味ビーチです。
港から定期的にバスが出ていますが、歩いていくことも可能です。
アップダウンの激しい道を30分ほど歩くので水分補給は必須です。
自動販売機も港付近を離れたら見当たらず、ビーチハウスまではないので用意していくことをお勧めします。
私と息子はダイビングショップの方が迎えに来てくれたので楽々ビーチへ行くことができました。(写真&文:くんくん)

さて、ミシュラン2つ星をとったこの古座間味ビーチ。遠浅になっていてデッキから見ると青さのグラデーションがきれいでした。

観光客の多い夏から秋はライフセーバーもいるので安心して遊べますが、ピーク時はものすごく遊泳者が多いらしいので、小さなお子様が一緒のときは親が十分注意する必要があります。

古座間味ビーチに置かれたパラソル
向かって右側にサンゴや岩が多く、魚が多く泳いでいます。波打ち際からわりとすぐ3メートルから5メートルほどです。

復習しつつ機材装着

ビーチに降りて波打ち際で腰まで浸かったら、インストラクターの方が機材をつけてくれます。
前日にも体験ダイビングをしていたので手筈はなんとなくわかっていたのですが、やはり緊張したのでおさらいをしてもらってから潜っていきました。

昨日のダイビングポイント同様に海底は白い砂だったのでサンゴを蹴っ飛ばす心配もなく泳いでいきました。

気持ちの余裕もできたので、魚だけではなく海底から海面を見上げてみると空が見えてすごく不思議な気持ちになったのを覚えています。
しかも潜ったところとビーチに来ている人が泳ぐ場所が同じだったため、気が付いたら私たちが吐いた泡で遊ぶ子供たちが!

海中から見た海面
たしかに、ジェットバスのような泡がブクブクみえたら触りたくなりますよね。

絶景トルネード!

フラットな地形ということもあり、耳抜きも1回か2回しただけで良かったです。しかも偶然ミジュンという小さな魚の群れに囲まれ目の前はミジュントルネードができていました。

興奮した息子は捕食者のように群れに突っ込んでいって遊んでましたよ。

ミジュンの群れ
それまでゆっくりした動きの魚を眺めていた息子があまりの勢いで向かって行ったのに圧倒されたのをよく覚えています。

満足の2日間

2日間、船とビーチで体験ダイビングをしてみて海の中の無重力感や陸とは違う世界を堪能できたのは貴重な体験ができました。

息子もすっかりハマったみたいでライセンスを取りたいとまで言っている状態です(笑)

豪華なダイビングボート
子供が取れるライセンスがあるみたいなので要検討かなぁ。