職場のダイビング好きな先輩からずっと聞かされていた憧れのケラマブルー。ついに、世界中のダイバーから東洋一と称される美しい景色を私もこの目で見られる日がやってきました。
体験当日は、事前にダイビングオフィスより連絡があった那覇市内の待ち合わせ場所へ。到着後は注意事項などの説明を受けてボートに乗り込みますが、出発前に船酔いしやすい方は酔い止めを飲むことをオススメします。
沖縄本島からしばらくボートを走らせ、ついに慶良間諸島周辺の海に到着です。
ダイビングスポットへ到着後、ダイビングを始める前にインストラクターの方が耳抜きの仕方や水中での動作、注意事項などを丁寧に説明してくれますので、安心してダイビングに臨むことができます。(写真&文:Mzkchiiiiiiimさん)

待ちに待った海の中へ

まずはダイビングスーツに着替えて、酸素ボンベなどの機材を装着していきます。 装着する機材は結構重たいので、少し気合いを入れて背負って下さいね。また、機材装着後は安全の為にインストラクターの指示をよく聞いて動くようにしましょう。
そして、順番に海面へ降りていき、少し海面で水中での呼吸の仕方を練習し体を慣らしていきます。
実は私、不安でなかなか水に顔を付けたままでいられず、なかなか次のステップに進めずにいましたが、インストラクターが優しく呼吸の仕方に慣れるまで練習に付き合ってくれたので、その後安心して素晴らしいダイビング体験を行うことが出来ました。
慣れたらいよいよ海の中へ降りていきます!

潜水の瞬間
ボートから繋がったロープに捕まりながら、インストラクターと一緒にゆっくり耳抜きをしながら少しずつ潜っていきます。

うらしま太郎の世界?!

初めての海中世界は息を呑む絶景が広がっていました。時間を忘れてしまうほどです。
慶良間諸島は高確率でウミガメに遭遇することができるダイビングスポットです。こんな可愛いウミガメにも会えてしまうんです。

アカウミガメのアップ
まるで「うらしま太郎」になって竜宮城へ向かう途中の様な体験が出来ますよ。

イソギンチャクの中に…

イソギンチャクの中の生き物といえば、この子!「カクレクマノミ」。
水族館ではガラス越しにしか見られない、美しい海の生き物のひとつですよね。
触れてみたいと思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、中には毒を持っている危険な生物もいますし、私達の安易な好奇心のせいで海の中の生態系を崩してしまう可能性もあります。

イソギンチャクの中の小さなクマノミ
自分自身を守るためにも、美しい海を守るためにも、決して触れないように海の生き物の観察を楽しんでくださいね。

ダイビングのあとはシシュノーケリングでまったり♪

スキューバダイビングのあとにシュノーケリングも出来るツアーもあり、慶良間諸島の海のど真ん中でプカプカ浮かびながら慶良間の空と海を一緒に感じる事も出来ます。
海を覗きながら泳いでいると夢中になりすぎて、案外遠くまで泳いでしまう事もあるそうなので、時々顔を上げて自分のいる位置を確認して楽しんでくださいね。
今回慶良間諸島で初めてスキューバダイビングを体験して、私達の住む日本にはこんなに美しい景色があり、それを今まで知らずに生活していたことにショックを受けました。シュノーケリングでも海中世界を覗くことはできますが、限界があります。より美しい海中世界をもっと近くに感じたい方は、ぜひスキューバダイビングを体験してみることを強くオススメします。。

海面から足だけ出ているダイバー
きっとあなたも素晴らしい海の世界に恋してしまうと思いますよ