水納島離島ダイビング

水納島は美ら海水族館近くにある「渡久地港(とぐちこう)」からフェリーでわずか15分という絶好のアクセスが魅力のビーチ&ダイビングスポット。夏休みシーズンには1日11本も出ているので、1日じゅう遊びたい人からちょっと島を散策してみたい、というだけの人まで楽しめる人気の島です。
小さな島とはいえその周りの海にはサンゴがたくさんあって小さな魚から大きな魚、群れ、小さな不思議な生物などがカラフルに海中をパラダイスにしてくれています。
初心者でも行きやすい浅めのポイントも数多く点在し、体験ダイビングをやっているショップもたくさんあります。なので沖縄本島を拠点にダイビングをする人にはかなりおすすめ。そんな水納島周辺の海でダイビングした際に写真を紹介していきます!

水納島ダイビングブログ

顔を出すミナミホタテウミヘビ

水納島のワサワサポイントで会える生物

ヨスジフエダイの群れ

水納島のヨスジの根ポイントで会える生物

水納島ポパイ・ポートサイド

水納島情報

アクセス方法渡久地港(とぐちこう)からフェリーで15分位。
ハイシーズンは1日11便 オフシーズンは1日3便 その他、季節によって運行本数が変わります。
人気スポット水納ビーチ
特徴瀬底島から見える小さな離島です。人口は50人弱ですが夏を中心に5万人以上の観光客が訪れます。
みんな(皆)の意味から命名されたのではなく、「水がない」という意味から島の名前がついたという説が有力です。
無人島だった頃は島全体が今の名前に近い「メンナノ御嶽」として拝まれていたのでそちらも名前の由来のようですが、命名説では「水がない」が有力のようです。
体験ダイビング瀬底島・本部半島を拠点とするダイビングショップからツアーが出ています。季節によっては水納島ツアーを行っていない場合があるので注意しましょう。

体験おすすめダイビングポイント

ヨスジの根

沖縄本島からボートで15〜20分で着いてしまうので船酔いの心配も少ない水納島のヨスジの根ポイント。
透明度が高いだけでなく底が砂地なので明るさも抜群で「これぞ沖縄の海」といえる典型的な初心者向けのダイビングスポットです。

砂底には魚にはとうてい見えない生き物や、小さいのに頑張って巣を守っているカサゴが鑑賞できます。
そしてここの名物ともいえるツバメウオの群れは必見。海中から空に向かってワイドな写真を撮ると、幻想的な写真を持ち帰ることができますよ。

ヨスジフエダイの群れ

水納島のヨスジの根ポイントで会える生物

ワサワサ

その名の通り、小さな生物が次から次へとわさわさ出現してくる体験ダイビングでのおすすめポイントです。
潜ってすぐの場所に砂地があり、その上や砂の中に生物がたくさん生息していおり、砂から顔を出す魚の顔は何とも愛らしい表情をしています。
是非ともカメラに収めて欲しい光景のひとつです。

顔を出すミナミホタテウミヘビ

水納島のワサワサポイントで会える生物

ケーブル

砂地が多いので小さな生物が多く見られます。浅いリーフで体験ダイビングが可能な初心者向けのポイントです。豊富なサンゴと青い海を楽しめるおすすめスポットです。

イソギンチャクエビ

水納島のケーブルポイントで会える生物

ポパイ

離島に比べて透明度が低いと言われる沖縄本島周辺ですが、船で数分の場所にはそんじょそこらの島に負けない綺麗なダイビングスポットが多々あります。

この水納島もそのひとつ。アクセスの良さからシーズン中は混雑して海が濁ってしまいますがダイビングショップで行く体験コースは人の少ない場所なので透明度もお墨付き。

エントリー(潜ること)してすぐにウミガメさんと遭遇、なんてこともしばしば。横に見える岸壁のようなのは実は珊瑚なのです。そう、こんなに沖縄本島から近くても珊瑚があるからウミガメさん達もたくさんくつろいでいるのです。

ビーチで有名な水納島ですが少し行くと海の中はお魚パラダイス。サンゴが多く幼魚が育ちやすい環境なので自然と生物の数も増えていきます。
本格的なカメラがなくてもこの綺麗な青と魚の綺羅びやかさでプロ仕様の写真が撮れちゃったり。
ダイビングショップで撮影してくれるサービスもありますが、それに加えて自分でもカメラを用意していくのがおすすめです。

比較的浅い場所が多い水納島のポパイポイント。深くては砂の中まで観察できないのですがこのような場所であれば砂の中にいる生物やそこに穴を掘って暮らしている魚などを発見する楽しみもあります。
しかもその生物を狙うちょっと大きめのお魚たちもウロチョロしてたり。

見た目は優雅ですがみなさん自分の身を守るために頑張っているので近づくとすぐ隠れちゃいます。遠くからそろーりと近づいてあげましょう。

水納島ポパイ・ポートサイド

ポートサイド

砂のない水族館ではお目にかかれない超自然的な風景です。まるで土から生えた土筆のような生き物は「チンアナゴ」。
ダイビングをしたことがある人ならほとんどの方はご存知という定番の「お魚」。そう、植物ではなく魚類なのです。普段は砂の中に潜み、食事をするために海の中に顔を出しています。

体験ダイビングでもチンアナゴを見るチャンスはあるので、あらかじめ見たい魚や生き物をリクエストしておくと楽しみも倍増します。

沖縄の海がカラフルでトロピカルなイメージがあるのもすべてはこのサンゴのおかげです。この植物群に群がるプランクトンや小魚たちを大きなお魚が・・という生命の循環によって保たれています。
当然ながらダイバーの使命はこの自然を守りつづけること。体験ダイビングで海の自然を目の当たりにすればきっと心を打たれることでしょう。