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恩納村周辺のダイビングポイント
万座は沖縄有数のリゾートである恩納村から、ボートで10~15分ほどで到着するダイビングスポット。
景勝地として名高い万座毛周辺にポイントが点在しており、その魅力は透明度の高さと断崖絶壁の絶景、そして海中で見られる生き物たちです。
初心者からでも楽しめるポイントがいくつかあり、船の乗船時間が短いことから、船酔いが心配な方やダイビング初挑戦の体験ダイバーにもイチ押しのスポット。
ダイビングはもちろんのこと、海からの絶景、ポイント近くの観光地と三拍子揃っていて、とても魅力的な場所でもあります。
その万座毛は、ダイバー以外にも人気の写真スポット。その魅力は断崖絶壁から見る絶景です。
崖の上からは、青々と広がる透明な海と、万座毛の象徴である象の形に似た巨大な岩を眼下に収めることができます。
そしてより一層感動が大きいのは、海の上でダイビング船から見る万座毛の景色でしょう。ダイナミックな崖を水面から見上げ、名物である像のシルエットの岩とぜひ記念撮影してみてください。
万座毛洞窟
船上でも楽しめるポイント万座なので、もちろん海中も魅力がいっぱいです。
沖縄のケーブダイブ(洞窟ダイブ)で有名なのは「青の洞窟」ですが、知る人ぞ知るこのポイント万座毛洞窟は、まだあまり知られていない隠れた秘境。
潮の満ち引きや海況など、条件が揃わないと入ることができないレアなポイントです。
洞窟へと続く小さな入り口を潜り進んでいくと、その先には意外にも広い空洞が広がっています。海中から見る入り口の色は、太陽の光と洞窟の海の色が重なり合い、とても深い青色をしていて本当に神秘的です。
ここでは、水中でシルエットなどのカッコ良い写真が撮れるんです!体験ダイビングで行けるポイントとしておすすめです。
ホーシュー
迫力のあるドロップオフと濃い魚影、レアな魚が見れる可能性が高いなど、盛りだくさんなポイントです。
陸上の断崖絶壁が海の底まで続いており、キンギョハナダイなどのカラフルな魚が群生しています。
そして何よりここのポイントの魅力が、レアな魚・・・サメに遭遇できるポイントであること!!
「え、サメ!?」とギョッとした方もいるかもしれませんが、ここで出会えるのはカマストガリザメというサメで、ダイバーを襲うことはほとんどありません。
体調は1.5メートルから、大きいものだと2メートル超えとなり、海中で出会えた時の迫力と感動はひとしおです。
「沖縄でダイビングをして、サメを見てきたよ!」なんて自慢が出来ちゃいますよ♪
また、このポイントは、浅瀬にガレ場がたくさんあるので小さな魚や生物の産卵シーンやペアで仲良くしているところなんかを目撃できるかも。
ビーチから入れるような浅いポイントではありますが体験ダイビングではボートダイビングが主流になります。ガンポやウミウシなどのちょっと変わった面白い生き物を見たいなら是非一度訪れてみてください。
オーバーヘッドロック
魅力的な万座エリアの中でも、特におすすめしたいスポットが「オーバーヘッドロック」。恩納村で随一大物遭遇率の高いダイビングポイントです。
恩納村に来たらここは外せません!ワイドもマクロも地形も楽しめると、ベテランダイバーにも人気のポイントなんです。
(ワイド=大物や魚群・地形を楽しむダイビングで、マクロは小さい生物を探し観察するダイビングのこと。それぞれの目的によってワイド、マクロと水中カメラのレンズやモードを変えることがこの名前の由来)
名前だけでなくその地形も特徴的で、オーバーハング(岩の下がえぐれた地形のこと)の岩間を進み、水中洞窟探検をすることができます。
奥に進むと、そこはホワイトチップというサメや巨大なカメの住みか。運が良ければ、大物を間近で観察することができます。
サメというと、「ジョーズのように人を襲うのでは・・・?」と怖いイメージがあるかもしれませんが、このホワイトチップは攻撃性の低いサメで、人を襲うことは滅多にありません。それどころか、国内外には餌付けをされてダイバーに懐いているコもいるほどなんです。
岩陰でじっとしてる時にはツーショットを撮れちゃうことも。その他もオーバーハングの周辺にはカラフルなウミウシや、小さくて可愛いタツノオトシゴ、ピグミーシーホースなどが生息していてます。
そしてここのポイントでもう一つ印象的なのが、オーバーハングの洞窟から見た景色。外から入り込む幻想的な青い光が横長に広がる光景は、水中映画館と表現されることもあります。
ワイドにマクロに地形に、初心者からでも全てを楽しめるおすすめスポット「オーバーヘッドロック」で、ぜひ体験ダイビングを楽しんでくださいね。
ミニドリームホール
万座毛の周辺にはダイビングポイントが点在していますが、その中でも体験ダイビングにおすすめのポイント「ミニドリームホール」。名前の由来は万座にある別のポイント、「万座ドリームホール」から来ています。
どちらも海中洞窟を楽しめるポイントですが、上級者しか潜れない難易度の高い万座ドリームホールに比べてこちらはは水深も浅く、初心者も楽しめる小さめの洞窟です。
L字型構造の洞窟となっていて、洞窟の穴へ降り注いでくる光がとても綺麗。「ドリームホール」という名前からも分かるように、そこで願い事をすると叶うというジンクスもあるんです♪
ロマンチックに、陸上とは全く違う静かで神秘的な洞窟で降り注ぐ青い光の中願い事をしてみましょう。
例えば、沖縄滞在中に雨が降らないようにお祈りするとか…。
洞窟の近くの5メートルほどの浅瀬である棚上には、サンゴの群生地があります。万座エリアでも屈指の透明度を誇るこの場所で、カラフルな熱帯魚たちと一緒に泳ぐのも一興です。
水深が浅いほど太陽の光が入り込んでくるので、浅いポイントは深いところよりも透明度が高く、目に入ってくる色もカラフルで洞窟とはまた違った雰囲気が楽しめます。
1つのポイントで2度楽しめるこの「ミニドリームホール」。体験ダイバーさんは耳抜きなど慣れていないことがほとんどですが、浅瀬で慣らしていくことができるので安心して楽しめます。
ここで潜る際に皆さんに注意していただきたいことは、ダイビング中に足をばたつかせてしまうこと。
ここは5メートルほどの浅瀬にサンゴが広がっているポイントなので、無闇に足をバタつかせるとフィンがぶつかってしまい、サンゴを破壊してしまうことがあるんです。
世界に誇る沖縄の海を守るためにも、サンゴにぶつからないよう、注意しながら楽しんでくださいね。
青の洞窟(真栄田岬)
ビーチからでもボートでもエントリーできる真栄田岬の青の洞窟。夏になると連日大混雑です。ダイバー、体験、シュノーケリングと海遊びの方は全員集合状態です。
>青の洞窟ダイビング特集
山田ポイント
リゾート地として人気の高い恩納村付近には他にもおすすめできる体験ダイビングスポットがたくさんありますが、なかでも特に女性にイチオシのフォトジェニックな場所がこの山田ポイントです。
ここには港から5分で到着するので、船に弱い方でも安心して行けるのも人気の理由です。また、沖縄では珍しい「ポケモン(のような魚)」にも会える(かもしれない)ことでも一部のダイバーに知られています。
「山田」の由来は、「恩納村山田」という地名付近にあるところから来ています。そもそもダイビングスポットやポイント名は、地名に由来するものが多いかもしれません。
そんな山田ポイントは、ダイバー女子にとって嬉しい、とても写真映えするポイントでもあります。
透明度の高い光の降り注ぐ海中に広がるのは、真っ白な砂地。琉球育ちのカラフルな魚たちが、お出迎えをしてくれます。
中でも注目したいのは、ダイバーでなくてもその名を知っている有名な魚、クマノミ。実はこの山田ポイントでは、日本に生息する以下のクマノミ6種全てを見ることができるんです。
6種の中でもカクレクマノミは誰もが知っている有名なクマノミですね。オレンジ色の地の体に太い白帯が3本あるのが特徴で、他のクマノミに比べても小さく、とっても可愛いんです。
イソギンチャクのお家を覗くと、運が良ければクマノミの赤ちゃんを見れることも!愛らしい姿に癒されます…。
そして、このポイントではカラフルな魚だけではなく、ダイビング中にウミガメに出会うこともあります。
砂地でお昼寝していたり、まるで飛んでいるかのように前足を羽ばたかせ泳ぐ姿を見れることも。
人懐こいウミガメだと一緒に写真撮影することもできるので、とてもいい思い出になること間違いなしです。
見つけた時は嬉しくてテンションが上がってしまうものですが、無闇に追い回したり触ったりしないようご注意ください。
ベタベタ触られたり追いかけ回されたりするのをほとんどの人が嫌がるように、海の生き物たちも同じようにストレスを感じてしまいますからね。
また、生き物の写真だけではなく、山田ポイントにある真っ白な砂地もとても写真映えします。
友達と輪っかを作って写真を撮ったり、水中の浮遊を利用してオリジナルのポーズで記念撮影したり…いろんな写真でフォトジェニックを体感してくださいね!
瀬良垣
瀬良垣ポイントは以前ビーチでも楽しむダイバーが多くいましたが、今ではボートダイビングのみとなっています。漁港から目と鼻の先ほどの近さで乗船時間が短く済むので、船酔いが心配の方でも安心です。