去年の夏に初めて、妻と子供を連れて沖縄でダイビングの経験をしました。
その時、子供が船酔いをしてしまったり初めての経験で皆でオロオロしてしまったりと結構大変であまり余裕がなく、海から上がった時に色々な器材を脱いでそのままにしてしまいました。
あとで見たら、ショップのお兄さんたちに片付けられていてふと気づいたのですが、体験ダイビングに参加した時に機材などをきちんと整理して置いておく場所などはあるのでしょうか。経験がある方に教えていただければ幸いです。(海大さん)

【体験アドバイザー:てんてんの回答】

私は沖縄のダイビングショップで働いた経験はありませんが、器材の置き場に困った経験や、実際ショップのインストラクターさんたちが機材の置き場で揉めている所に遭遇したことがあります。

私が以前体験ダイビングをした時、お客の側には判らないことなのですが、どうも複数のダイビングショップがボートをシェアすることがあるようなのです。
自分のショップの機材に他店のものが紛れていたり、機材が混在することでインストラクター産のひとりが他店のショップのインストラクターに向かって怒鳴りだしたことがありました。
知らずに乗っている体験のお客にとっては、何が起こったか分からなくてビックリですよね。

まず、体験ダイビングの時に体験ダイバーが自分で装着したり脱いだりするもののひとつに、足ひれがあります。終わって船に戻る時に、海中でフィンを外してから船へ上がるように促されませんでしたか。

外したフィンをうっかり持ち帰るのを忘れて、船尾近くに置きっぱなしにしてしまい、後続のダイバーさんの迷惑になってしまうような失敗は結構あります。

近年ではそれも仕事?

実は、昔は機材の置き場所や船の上でのマナーはとても神経質に注意をされたものです。最近では、海大様がおっしゃるように、インストラクターさんの仕事のひとつのようになっているため、あまりうるさく言われることはありませんね。

沖縄でのダイビングは、1日コースなどの長いコースで2〜3本潜れる事が多いのが特徴ですが、その間にお弁当を挟んだりシュノーケリングを楽しんだりとダイビングの機材をおろしている時間が結構あるのです。

ダイビング用のクルーザーを完備している沖縄の専門店は、タンクを置く場所がちゃんとあります。また、ベンチ式になっている椅子の下にカゴが置いてあって、タオルや個人の物を仕舞えるようにもなっているので、利用すると良いでしょう。
また、広いクルーザーの場合、潜水中には使わない私物を予め仕舞っておく専用の小部屋が用意されているので、インストラクターの指示に従えば問題ありません。

整理整頓と安全の関係

ダイビングボートの荷物

タンクホルダーなどが完備されていない個人の船や小さなショップの場合、荷物をきちんと整頓するのはとても大切。
波の高い日や、船の移動時などに重いタンクが転がってしまう事があるのはとても危ないですね。大事なカメラなども、きちんと棚に収納し、間違って蹴ってしまわないように気をつけましょう。タンクの安全のためにも、人の安全のためにもとても大切なことです。

体験ダイビング中は、慣れない船の揺れで吐き気を催してしまい、横になるスペースが必要になる人もたくさんいます。
小学生などの子供が乗っている事もあります。もし、そういった体調不良の人に大きなタンクが転がってぶつかってしまったら、大怪我になりかねませんね。

多くの場合は、インストラクターさんたちが機材をきちんと管理してくれることがほとんどです。けれども、やはり他の方の迷惑にならないような最低限の整理整頓は必要なマナーだと思います。(てんてん)

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