沖縄本島にある道の駅は産地直送の物品を扱っているお店が一般的ですが、ここ「喜名番所」は読谷村の観光案内所になっています。
他の道の駅と同様に駐車場やトイレも近くにあるので、ここに車を置いて喜名観音堂や土帝君、喜名古窯跡をぷらっと歩いて見学してみましょう。やちむんの里と座喜味城跡も同じ読谷村ですが、少し離れているので車で行くのがおすすめです。
駐車場はいつも一杯
観光客よりも地元の人に多く利用されている駐車場。時期や時間によっては満車になっている場合があります。満車の場合はとりあえずスルーして、ここから車で10分くらいの座喜味城跡やヤチムンの里の観光からスタートするのがおすすめです。
綺麗に保たれているトイレ
駐車場内にあるトイレです。清掃も行き届いているので綺麗です。公衆トイレという雰囲気はありません。障害者用のトイレもあります。
風流な入口
ここが現在の喜名番所。昔は読谷山村の役場があった場所です。一見締切のようにも見えますが、午前9時から午後6時まで開いています。12月29日から1月3日までは休館日となっています。
中はこうなっています
道の駅だから何か売っているのかと思いきや、中に入ってみるとこのような光景です。読谷村のことに詳しいスタッフがのんびりと説明してくれます。
予習しましょう
観光客のための読谷村や喜名番所、座喜味城跡などのガイドブックや説明書きがあります。有名な土帝君だけでなくいろいろな史跡があるので、興味がある人はこれを見てから見学に行くと楽しいですね。
宿もありました
ゲストハウス「月と海」。すぐ近くにスーパーがあるので便利な環境で泊まれます。ここ読谷村は那覇にも美ら海水族館の間にあるので体験ダイビングの後の観光でどちらにも行きたい人におすすめです。観光スポットへ行くのによく使う国道58号線近くで便利です。
喜名郵便局
いざという時に助かる郵便局もあります。もちろんATMも設置されています。離島はもちろんのこと、沖縄旅行ではゆうちょ口座を持っているとかなり便利です。ちなみに三菱UFJ銀行・みずほ銀行のカードを持っている人は「イオン銀行」設置店に行きましょう。
スーパーがありがたいです
道の駅なのに何も特産物を売っていない、ということはありません。このスーパーには地元で採れた野菜・果物・お肉の他、お土産にもなるお菓子なども売っています。弁当もあるのでここで買って喜名番所横の駐車場にあるベンチで食べるのもアリですね。
おしゃれなそば屋さん
道路沿いではありますが、道の駅らしい食堂もあります。こちらはオシャレな店構えな沖縄そばの「金月(きんちち)ソバ」。月曜日が定休日なのでご注意ください(取材時)。
観光スタート
信号まで引き返して広い道路を歩くと右手に公園が出てきます。こちらの通路は喜名観音堂・土帝君(とぅーてぃーくー)に続いています。ここに車を置く人もいますが迷惑になるのでやめましょう。
名所が近いのです
しばらく歩いて左に行くと喜名古窯(こよう)跡やヤチムンの里、座喜味城跡の案内標識が出てきます。ここには出ていませんが喜名観音堂・土帝君も喜名古窯跡とほぼ同じ場所にあります。古窯跡までは歩いて5分位です。
公園の階段を登っていくと
近くには公園があり、階段を上ると「喜名観音堂」が見えてきます。中にはお供え物などがたくさん置いてあります。この日も地元の方がお参りをされていました。
とぅーてぃーくー
こちらは土帝君(とぅーてぃーくー)です。土帝君は農業の守護神だそうです。戦前は土帝君の像も祀られていたのですが、戦争でなくなってしまいました。