子連れダイビング経験者の話を聞きたい

はじめまして。海が好きな主婦です。今年は残念ながら楽しみにしていたゴールデンウイークの沖縄旅行もキャンセルし、夏もどこに行けるか分からない状態で、普段より余計に海に行きたい気持ちでいっぱいです。
わたしには小学生の子どもがおり、一緒にダイビングをするのが夢です。ところが、学校のプールは良くても海では泳ぎたくないと言います。子連れで沖縄でダイビングをした方にお話を聞くのは可能でしょうか。(みかさん)

【体験アドバイザー:てんてんの回答】

海を怖がると無理強いはできないですし、仕方ない気もしますが、私の小学生の子がやはり小さい時に海を非常に怖がり、高いお金を払ったのにキャンセル続きだったことを思い出してしまいました。

怖がる原因は

ちいさな子どもが海を怖がるには、具体的な理由がない事が多いですね。小中学生であれば「サメがいると聞いたら途端に潜るのが怖くなった」と言うような具体的な話が聞かれます。

あまり説明が上手ではない、という事もあるのでしょうが、海を怖がる理由は「得体の知れない怖さ」や「経験したことのない事に対しての恐怖」(未知の体験への恐怖)があげられます。

例えば、うちの場合まず4歳くらいの時にはウエットスーツを着ないと大泣きしました。タイトなスーツが嫌だという気持ちではなく(そもそも着たことがなかった)、着たことのないものを着るのが嫌だった、という気持ちが大きかったのではないかと想像しています。

また、5歳の時には海に入るのを嫌がりました。
サンゴ礁辺りは普通に潜っていましたので、イルカを追えるような沖に出ていたのですが、海に入るのを断固拒否。曰く、サンゴ礁で手の届くような範囲に魚がいることはとても楽しめるのです。けれども沖に出ると、どんなにきれいで透明度の高い海であっても、底までハッキリと見ることができない場合があります。

船からエントリーした時に、飛び込むとマスクがずれる(水が入る)、飛び込んだ勢いで目の前に泡が一杯に広がる、というのも恐怖の原因だったようです。

ですので、小さい子が海に入ることを嫌がる場合には、少しずつ慣れるか足のつく範囲から潜る方法が確実でしょう。

浅瀬でシュノーケリングする子ども
無理せず楽しみましょう。

徐々に慣らして

そもそも、体験ダイビングは恐怖感を持ったままだと楽しむことができません。
というより、恐怖を感じながら潜ることは非常に危険です。人はパニックになると思考が飛びますし、冷静な判断ができなくなるのはみな同じ。
また、パニックになった時には親御さんも同時に焦ってしまうことがよくあります。
姿が見えなくなった子を探してパニックになったお母さんが溺死してまったという事故も実際に起こっています。

まずはシュノーケリングなどで足のつくところから沖縄の海の美しさや、魚の種類の豊富さを一緒に楽しんでみる事から、徐々に慣れていくことをおすすめします。

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