体験ダイビングをやってみたいけど危なそうだし、何かあったらと思うと怖くてなかなかチャレンジできません。
知り合いは病みつきになって、行くと必ず感動がいっぱい味わえるって言っていましたが、なかなか不安が拭えずトライできません。
具体的にどんな危険でどのような点に注意すれば良いのでしょうか?(ジェンヌさん)

【体験アドバイザー:YYの回答】

ダイビングでの事故には人為的なミスも多く、判断を間違わなければ防げた事故というのが多くあります。
起きる事故の主な原因は「安全管理不足」で、なかでも「ダイバーが自分で守れるもの」と「ショップが注意を怠った」タイプの2つに分かれるといっていいでしょう。

具体的な事故例

具体的にどのような事故があるかと申しますと、1つ目のありがちな事故が、グループから外れてしまい、水中で迷子になってしまうケースです。

感動的な景色についつい興奮してしまってお魚に夢中になってしまうあまり、いつのまにか他の人からはぐれてしまった。迷子になってしまった。という事故がよくあります。

一人で泳ぐダイバー
深い場所まで行かなくても油断は禁物。インストラクターから目を離さないようにしましょう。

他の人が見えなくなった事に気づき、焦って動き回ると、どんどんと迷ってしまい、自分がどこにいるのか全く分からなくなってしまうこともありえます。
ダイバーが原因の事故として多く挙げられるのはインストラクターの指示を聞かないことです。指示に従って水の中からゆっくりと浮上することが大切です。水圧の高い所から急に水の上にあがると、血液の中に溶け込んだ窒素の働きで減圧症という症状をおこしてしまいます。

指示に従わないことがダイビングの危険性を高める最も大きな原因と言っても過言ではありません。

危険性を下げるためにできること

危険性を避けるために体験ダイバーにできることもあります。やはり大切なのは「インストラクターの指示をしっかりと聞くこと」。
何か少しでも「おかしい」と感じたら、すぐにインストラクターに報告しましょう。そのためには移動時間からコミュニケーションを多く取っておくことも重要になります。
ショップによっては、一人のイントラに対してダイバーが多すぎるケースもあります。当然ながら少人数制のほうが危険性がうんと下がります。(YY)

深い場所まで潜るダイバー
最初の説明から真面目に取り組んでコミュニケーションを取ることが事故を防ぐ最大の防止策です。

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