こんにちは!今回紹介するダイビングスポットは、沖縄本島の南西に位置する渡嘉敷島です。
南国の楽園、慶良間諸島に属するこの島は、抜群の透明度と美しさを誇る海に加えて、沖縄らしい、島独特の生活が体験できると評判で、年間を通して多くの観光客が訪れます。
さらに、慶良間諸島は国立公園にも指定されており、ダイビングをする人にとってはまさにたまらない場所なのです!
アクセスは沖縄本島の南にある泊港から高速船またはフェリーでいくことができます。高速船だと35分、フェリーでも70分しかかからず、日帰りでいくことも可能です。
外海ということで船がゆれるので、船酔い対策をしておきましょう。また、船は午前中に出航し、帰路は午後ですが、季節によって多少変わるので事前に調べておきましょう。(写真&文:ヤッソ)

渡嘉敷島の阿波連ビーチ

それでは、渡嘉敷島のダイビングスポットについて紹介していきたいと思います。渡嘉敷島は国立公園に指定されているだけあり、世界でも有数のサンゴ礁のスポットであり、島内に何箇所もダイビングスポットが存在します。
今回は、渡嘉敷島で1位2位を争う人気のビーチ、阿波連ビーチ周辺のダイビングスポットを紹介します。阿波連ビーチは島の西に位置し、船が止まる港からはレンタカーや宿泊先の送迎で15分ほどでいくことができます。

ビーチで遊ぶ学生
送迎してもらう場合は、港でどのバスに乗ればいいのか迷わないように、宿泊先の名前をしっかり覚えておきましょう。

貸切状態!の3月下旬

阿波連ビーチは島でも人気のある場所で、周辺にはマリンショップがたくさんあり、また食事をする所もありました。ロッカーやシャワールームも充実していてとても快適です。
様々な体験ができるのでダイビング以外でも十分楽しめます。ただビーチの入り口が住宅街に近いので、混雑する時期は食事の時間帯などを工夫するといいかもしれません。

空いていたビーチ風景
私が行った3月下旬はまだ人が少なく、貸し切り状態でした!おすすめの時期です。

いざハナリ島へ

私が紹介するダイビングスポットは阿波連ビーチの近くにあるハナリ島という無人島周辺です。
ビーチからも見える場所なので、10分ほどで到着します。
船の上ではインストラクターが海中での動作や注意点などを丁寧に教えてくれるので、初心者でも安心して楽しむことができます。
海中で身に着けるゴーグルは、度が入っているのもありましたが度数が合わない場合もあり、メガネは着用できないのでコンタクトレンズをつけてくるといいかもしれません。

ハナリ島に向かうボート
スポットまでは、まずビーチの近くにあるダイビングショップの送迎で港までいき、そこから船でむかいます。

いざ潜水!

ダイビング用のスーツと酸素ボンベは想像以上に重たく、装着した後に勝手に動くと危ないので、船上ではインストラクターの指示をよく聞きましょう。
海面でまず呼吸の練習をしてからインストラクターと一緒に海に潜ります。

潜ることに成功したダイバー
ポイントは「焦らずに指示通りのことをすること」です。潮の流れも速くないので、慣れてきたら思い通りに泳ぐことができてとても楽しいです!

楽園風景

海中はまさに南国の楽園です!透明度は抜群で30m先まで見え、様々な色や形をしたサンゴがあちこちに見られます。
また魚の種類も多く、視界には必ず魚たちが入るほどで、ウミガメとの遭遇率も高いと評判なんです!

遠くまで見える海中
雑誌に載っているような素敵な写真が欲しければ、水中カメラを持っていくのがおすすめですよ。

砂の中にも!?

ときどき砂の中に魚が隠れていますよ。ダイビング中に砂を見てみるのもいいかもしれません。

砂の中に隠れている魚
砂は本当に真っ白で、とてもさらさらしています。

ハナリ島の頂上から

ダイビングスポットの近くのハナリ島は、ちょっとした登山ができる山があります。
島へは、マリンショップに頼むとボートで連れていってくれます。けがを防ぐためサンダルと靴をもっていくといいですよ。また、阿波連ビーチには大きな岩礁があり、危ないので近づかないようにしましょう。

無人島のハナリ島
頂上からの景色は、青い海と青い空が一面に広がり、とてもきれいで思わずシャッターをきりたくなります!

ビーチ周辺のお店

阿波連ビーチ周辺には、のどかな住宅街がひろがっています。ちょっと散策すると、オシャレな店や沖縄フードを扱うお店があります。
猫の昼寝姿もみられ、のどかな島の雰囲気を味わうことができます。宿泊施設もありますが、数が限られているので早めに予約をしておくといいでしょう。
渡嘉敷島は、なんといっても海がきれいでダイビングするにはもってこいの場所です!!ダイビング好きの方から初心者まで大いに楽しめることまちがいなしです。

ビーチ周辺のカフェ
ぜひ、一生の思い出をつくりに渡嘉敷島に行ってみてはどうでしょうか。