こんにちは!かみさんです。
今回は初心者でも扱いやすいコンパクトデジタルカメラについてメーカーごとのポイントを解説します。
メーカーによっておすすめポイントが異なるので、購入の際の参考になれば幸いです。(ちなみに、私は王道のOLYMPUS TG-5を愛用しています。)
(写真&文:かみさん)
OLYMPUS Tough TGシリーズ
カメラ本体の耐圧深度が15mのため浅場のダイビングであれば、ハウジングがなくてもそのまま使用することができます。(TG-5の場合)
ハウジング:防水機能を備えたケースのこと
Nikon COOLPIX W300
カメラ本体をそのまま海底に持って行って撮っているダイバーさんを見かけて驚いたことがあるのですが、こちらの機種はなんと「ハウシングなし」で水深30mまで使用することができる優れものです。
沖縄などリゾート地で潜ることが多い場合は、ハウシングなしで撮影が出来るコンパクトなNikonシリーズをおすすめします。
富士フィルム FinePix XP130
富士フィルムといえば、色味がキレイに写ることが何よりの強みです。
水中では光の量が制限され、青かぶりしやすいのですがXP130は他の機種よりも比較的綺麗に光を取り込むことができます。
リコー WG-50
WG-50には「マーメードモード」という水中専用の機能が搭載されていて、水中写真がより自然な発色になるようにホワイトバランスの最適化をしてくれます。そのため、水中写真で最初につまづく“青かぶり”をクリアすることができます。
メーカー別比較表
先ほど紹介したOLYMPUS・Nikon・富士フィルム・リコーのメイン機種について、機能の比較表をまとめてみました。
ダイビングに欠かせない耐圧/防水性能は、どのメーカーも10mを超えているので安心です。
レンタルのご紹介
いろいろなメーカーから水中カメラが出ているので、どれを購入するか迷ってしまいますよね?
そんなときは「Rentio」というサービスで短期間レンタルができるので、一度レンタルにて試してみてから購入するということもできます!
実際に「Rentio」サービスを使ったことがあるのですが、レンタル申請してから自宅に届く日数が短く早いので驚きました。
かみさんの写真解説-ワイド編-
ダイビングをしていると、どうしても前を見たり下を向きがちですが、後ろを振り返ってみると太陽の光がいい具合に照らされている時があります。
ふとした瞬間でも神秘的な気持ちになる時があるのです。それがダイビングの醍醐味ですね!
【point】
ワイドを撮る時は周りを360度見渡してみましょう!綺麗、と思う瞬間があるはずです。
【被写体】
太陽からの光
【撮影】
OLYMPUS TG-5
かみさんの写真解説-マクロ編-
クマノミをど真ん中に置いて、左右対称になるように撮っています。この写真は「日の丸構図」という技法を使用しています。
【point】
被写体が真ん中にじっといてくれる瞬間を狙って、ただひたすらじっと息を堪えて構えるという忍耐力が必要不可欠です!
【被写体】
クマノミ
【撮影】
OLYMPUS TG-5
次回予告
次回は、執筆者かみさん推しであるOLYMPUS「TG-5」のおすすめポイントを紹介します。
某ショップにてダイブ数20本くらいの時に購入した1代目を相棒として今でもダイビングの時に毎回連れて行っています。
かみさんプロフィール
1992年東京都生まれ。幼少時代にトラブルを経験したことによって海を避けていたが、2017年に海外でのダイビングをきっかけにライセンス取得に挑戦。
ライセンス取得をきっかけに海の魅力に取り憑かれ、一般企業に務める傍ら週末に沖縄・伊豆半島を中心に年間50~100本潜っている。
水中写真の素晴らしさを広めていきたいという想いから現在に至る。
撮影機材は、TG-5(OLYMPUS)・EOS Kiss X7i(Canon)・GoProHEROを使用。
これまでに地球の海フォトコンテストにて入賞した経験を持つ。