私は昔から乗り物酔いになりやすく、バスはもちろん父親の車でもよくリバースしていました。今回友達と体験ダイビングに挑戦することにしたものの、ボートに乗るのがとても不安です。対処方法があったら教えて下さい。(itoさんの質問)
【体験アドバイザー:YYの回答】
僭越ながら、少しでもお役に立てればと思い回答させていただきます。
体験ダイビング参加中に船酔いしてしまうと、楽しむどころではなくなってしまいますよね。
早く陸に戻って休みたい!という思いで海の上で過ごしたくはありません。待ちに待った楽しい日を過ごすためにも、船酔いを予防する方法をひとつでも多く知っておくことはとても大切です。
前日準備
船酔いを予防するためには、前日から準備することがとても大切になります。万全のコンディションで迎えるためにもダイビングの前日はお酒はなるべく控えましょう。
十分な睡眠を取って体に疲れを残さないこともポイントです。体に疲れが残っていると、当然船酔いする可能性も高くなります。
また、沖縄に着いた当日にダイビングするなどの過密スケジュールを組まないようにすることも重要です。安全で楽しくダイビングをして「良い思い出を作る」ために、なるべくポイントを絞って観光などをするように心がけてください。
さらに万全を期すなら、当日の朝は早めに起きてストレッチなどをして体をほぐしましょう。体が緊張していると筋肉のこわばりなどから体のバランスが乱れ、気分が悪くなってしまいがちです。
朝食をとるなら消化の良いものを軽く食べる程度にしておきましょう。たくさん食べると船酔いするリスクが高くなります。
みなさんもご紹介していますが、酔い止めを服用しておく事も効果的です。服用する酔い止めの指示に従って、用量・用法をしっかりと守ってお飲みください。とはいえ、体調管理が最優先なのは覚えておきましょう。
それでも気分が悪くなったら
前日や当日の朝に万全の準備をしていても、緊張などから気分が悪くなってしまうことも考えられます。
柑橘系の食べ物やジュースなどは避けましょう。酸性の食べ物は、船酔いを悪化させる可能性があるからです。逆にアルカリ性の食べ物を取り入れて酸性の胃液を中和すれば、症状が緩和されます。
弱アルカリ性で船酔いに良いとされているものの中でとくに持っておきたいものは、炭酸水やガムなど持ち運びやすいものです。
船に乗ったら、船の進行方向を見て気分を紛らわしましょう。
船酔いはいつかは克服できるものと言われています。もしなってしまったら「リベンジしてやる」ぐらいの心構えで行くとかえってリラックスできますよ。
快適で楽しいダイビングになることを願っています。(YY)
当サイトの情報は主観的な情報も入っており、正確性・安全を保証するものではありません。免責事項