私は泳ぎが得意で、子供の頃から水泳クラブで泳ぎを習っていて中学生までは学校の部活動も水泳部でした。
ダイビングの様子を見ていると、みんな脚にヒレを付けて泳いでいるのが一般的のようです。実際に経験したことはありませんが、見た感じ足ひれはゴム製?のようで重そうだし、泳ぎにくそうに見えます。泳ぎが得意な人や、ちゃんと泳げる人は足ひれを付けずにしても良いのでしょうか。(バタフライさん)

【体験アドバイザー:てんてんの回答】

はじめまして!
泳ぎの得意な方はダイビングに向いていますよ。もちろん、ウエットスーツなどを使い、ある程度の浮力を確保しながら潜るので、泳げない人でも楽に参加できるスポーツだと言えますが…。

質問者様は、足ひれは不要なのではないかと考えていらっしゃるのですね。実は、潜って泳ぐ時にはフィン(足ひれ)の役割はとっても重要なんです。
水に深く潜っていく時、それから水中から水面へ戻ってくる時、ダイビングだけでなくシュノーケリングをする時にもフィンは大活躍。

フィンの使用方法

まず初めに、使い方をご説明しますね。
フィンには色々な素材でできているものがありますが、多くはゴム製で沖縄での体験ダイビングの際にショップからレンタルできるものも、ゴム素材のものが多いようです。

装着は、素足またはマリンシューズを履いた上から被せるようにして行います。履くと水と接する面積が格段に大きくなりますので、素足よりは早く進むと言えますね。

また、細かいことを言うと、正しい使い方があります。
普段、プールなどで体力づくりのために長距離を泳いだり、水泳が得意な人にありがちな傾向なのですが、フィンを履いてカエル脚をしてしまう人がいます。
なにを隠そう、生まれて初めて履いた時の私と、私の父親です(笑)。

形状は確かにカエルやアヒルのような水かきの形にそっくりなのですが、カエル脚では前に進む力が弱くなってしまうのです。

装着時の泳ぎ方

履いた時の泳法は基本はバタ足です。また、太ももから十分に身体全体を使ってゆっくりと動かすことによって、小さな運動量で最大限の推進力を水中で発揮できます。

フィンを使いこなすダイバー

初めてフィンを足につけると地上では歩きにくくて重たいし、面積が広くてとても邪魔になるのですが、いったん足ひれで海を泳いでみるとどんなにゆっくりと脚を動かしても、とても早く進むことができるのを驚かれると思います。

また、脚を揃えてのドルフィンキックをしても、足ひれを使うと上手く進むことができます。 水中では思った以上に体力を使うものです。
水の中を自由に泳ぎ回れるのがダイビングの楽しみのひとつですから、ぜひ使い方を上手にマスターしてダイビングを楽しんで頂きたいと思います!(てんてん)

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