水牛で有名な竹富島ですがビーチや砂浜もおすすめの観光スポットのひとつです。
まずはコンドイビーチ。竹富島のビーチといえば星砂の浜が有名ですが、海水浴ができるのはこちらのビーチです。シュノーケリングのレンタルもあるので、体験ダイビングの後に竹富島の綺麗な海と魚を満喫したい人は是非いちど行ってみてください。周りに木がたくさんあるので、緑の空気も美味しく涼しげな雰囲気を醸し出しています。
星砂の浜は、島のガイドブックでは必ず載っているだけあってオフシーズンであるにもかかわらず多くの観光客で賑わっていました。お土産も手に入りますよ。
最後はアイヤル浜。ほとんどのガイドブックに載っているのは「アイヤル」です。ビーチという呼び方をあえてしないのは遊泳ができないからのようです。辿り着くのにひと苦労なので、自転車を借りて訪れてください。

西桟橋からコンドイビーチまでのんびりサイクリング

緑のトンネル

西桟橋で絶景を見て、海沿いにのんびりサイクリングしながら南下してコンドイビーチに到着しました。竹富島には坂が少ないので自転車がとても快適です。緑に囲まれた道から砂浜が見えてきました。泳ぐわけではありませんが、なんとなくウキウキしてきます♪

3月なのに賑やかなコンドイビーチ

人がたくさんいるビーチ風景

ここからでも眩しい位の白い砂浜とコバルトブルーの海が近づいてきました。自転車がたくさん置かれてますね。ビーチでありながら緑も豊富なので写真も映えます。本州では味わうことのできない素敵なビーチです。

自分の自転車を撮影しましょう

自分の自転車

とにかく同じような自転車が多いので、間違えない工夫が必要です。番号がふってあるのですけど番号を忘れたらどうしようもありませんが、自分の自転車を撮影しておけば大丈夫です。ちなみに鍵はついていません。

海水浴場なのでシャワーもありますよ

瓦づくりのシャワールーム 瓦づくりのシャワールーム

沖縄の本島・離島にはかなりたくさんのビーチがありますが、シャワーがあるかどうかで海水浴場なのかどうかを判断することもできますね。
ここコンドイビーチはしっかりとしたシャワーやトイレの施設がある「海水浴場」です。

レンタルもしている露店

夏の風物詩

どっしりと腰を据えている売店や食堂はありませんが、人が来るシーズンになるとこのように露店が出てくるようです。
パラソル1,500円、ビーチベッド1,500円、シート500円、シュノーケルセット1,000円~1,500円、ゴーグル300円のレンタルがあります。
飲食物は、かき氷300円、カップラーメン350円、ソフトドリンク250円、オリオンビール400円です。
全体の値段を考えるとビールがかなり安いですね笑(すべて取材時の情報です)

海水浴はしないけど楽しむ人々

砂浜で運動する観光客

3月末で結構暑いですが泳ぐにはまだ早い気候。でもみんな海が好きなんですね。砂浜を歩いているだけでも楽しそうです。斯く言う私もなんとなく楽しめました。

星砂の浜

星砂の浜と海

お次は「星の形をした砂」で有名な星砂の浜です。砂もさる事ながらご覧のように景色も最高です。私としては、砂浜と海だけでなく林があるので、緑と白と青のコントラストがとても綺麗です。

「皆治浜」と書きます

カイジ浜の由来説明書き

カイジ浜の正式な字は「皆治浜」です。この説明書きには、星砂がどのようにできたかが書かれています。これによると虫の名前が「ホシズナ(日本名)」とのことです。ちなみに学名は「Buculogypsina spbaerulata」です。このほかこのあたりにある樹木の種類についても書かれています。
ガジュマル、ももたま菜、オオハマボウ、テリハボク、相思樹、ハスノハギリ、テリハクサトベラ、ソテツ、月桃(げっとう)、もんばの樹、アダン、ハマユウ、浜大根などがあります。

お土産も売ってます

星砂のアクセサリー

ちょっとした星砂グッズが売られています。無人に見えますが、お兄さんとお姉さんが近くにいるので決して勝手に持っていかないでください。いなくても勝手に持って行ってはダメですけど。

星砂をさがす人々

星砂を探す観光客

星砂がどこにあるのかよく分からない私でしたが、知っている人に聞いたら「絶対にあるし」って言われたのできっと見つかるはずです。もしわからなかったらお土産を売っているスタッフに聞いてみてください。

海の鮮やかさに注目

綺麗な海

砂浜の白から海と空に向かって続くこのグラデーション、いかがですか。ちょっとだけ幸せを感じる瞬間です。

楽しみ方は人それぞれ

観光客たち

ひとりで来ている方からカップル、グループ、家族などそれぞれ違った楽しみ方をしてらっしゃいます。この自撮り棒で撮っている光景は、将来には懐かしい風景になるんでしょうか。笑

最初から最後まで寂しげなアイヤル浜

広い砂浜

ここからはアイヤル浜をご紹介します。他のビーチとはかなり離れた場所にあり、人もほとんどいません。ガイドブックに載っているものの、他の観光スポットと掛け離れているため訪れるのに二の足を踏む方が多いようです。
途中の道もビーチ自体も淋しげな雰囲気なので、ひとりの時間を過ごしたい、という方におすすめです。

周回道路の道しるべ

案内標識 案内標識

竹富島には周回道路があり、このような案内(上の写真)が至るところにあります。レンタサイクルでもらった地図(下の写真)に載っているアルファベットと連携しています。

あんな道から行くの?

狭い道

地図と標識によるとあそこがアイヤル浜への道への入口のようです。なんだか寂しげな雰囲気が漂っております。はたして帰ってこれるのか。

案内があるからなんとなく安心

長い直線

あの寂しい雰囲気の入口から入った道はずっとこんな感じでした。途中T字路がありましたが、案内があるので迷うことはありませんでした。
ちなみに右に行くと「星のや」というリゾート施設に行きます。この寂しい場所からまさかそのような場所に行けるとはちょっと驚きです。

本当に海に続いているのか…

雑草だらけの道

自転車でどんどん進んで行くとだんだん草木の生い茂りが激しくなってきて道もガタガタになります。一人では不安になるかもしれません。私はかなり不安でした。
石垣島の居酒屋で働いていたお姉さんは、ここを徒歩で一人で歩いて帰りはさすがに疲れてタクシーを呼んだそうです。ちなみに歩いたら片道30分以上かかります

海が見えた!

道の先に見えた海

生きた心地がする瞬間です。しかもその先に人が見えます。カップルっていうのが引っかかりますが、とりあえず人が見えたので安心した瞬間です。

とにかく寂しい雰囲気

広い砂浜で語るカップル

このさみしい雰囲気のなかで彼と彼女は海を見ながら何を話しているのでしょうか。この日は波が穏やかでしたが、波の荒い日はさらに気持ちがどよーんとしそうな感じがしなくもありません。

ひとけのない南の島で、寂しげな海を見る・・

海を眺める男性

ひとりで佇む人。なぜか共感が持てます。海の向こうに何か答えが見つかるといいですね!