関東在住の20代です。体験ダイビングをしたいのですが、メイクしたままで大丈夫ですか?
やっぱりかなり日焼けしますよね。海に入ってメイクが落ちてしまうのが嫌なのでウォータープルーフタイプを使う予定ですが実際、どうなのかなって思っています。(ししゃもさん)
【体験アドバイザー:てんてんの回答】
女性だとやっぱりちょっと気になってしまうのがダイビング中のメイクの落ち。ありますね〜。わかります!
私はほとんどメイクはしないのですが、年齢とともになんとなく顔が寂しい感じになってきてしまうし、潮が肌に悪そうで何気に気にしてます。
また、海から上がってからダイビングショップの方が集合写真を撮ってくれたりするので、せっかくの美しい沖縄の海を背景に、あまりにひどい顔で写りたくないなあと思ってしまいます。
水の中の写真は良いんですよ、マスクしてて顔なんてわかりませんから(笑。
私は普段子供たちと一緒に潜りますが、我が家はピチピチのティーンエイジャー(女子)ばかり揃ってるんですよ。母(私)の劣化が目に余る・・・。
基本的にはおすすめできないメイク
それはそうと、ダイビング中のメイクやヘアスタイルについてお答えしたいと思います。残念ですが、基本的にダイビング中のメイクはおすすめできません。そして、日焼け止めも。
ウォータープルーフを謳う商品でも、ダイビング中はどうしても落ちてしまいます。それにマスクを装着する時や外す時などにゴム部分などで擦れてしまうんですよね。
体験ダイビングの場合、機材はフルレンタルでしょうから、油性の化粧品やウォータープルーフの化粧品が機材に付いてしまうことは劣化にも繋がりますし、あとで洗うのも大変です。
それに、日焼け止めをしたまま海に入った瞬間に、虹色の油膜が海の表面に一瞬で広がる光景を見たことがありますか?
それは沖縄の美しい海や、そこで暮らす生き物たちに大きな影響を与えます。
ダイビング人口は年々増えていますし、その多くの人がそのような化粧品や日焼け止めの成分を海に溶かしていると想像してみて下さい。
環境にも優しい!てんてんのノーメイク法
それはさておき、ノーメイクで乗り切る方法はあります。
まず、顔の印象を左右する眉ですが眉ティントを使って前日に描いてしまいましょう。
時間があればサロンでタトゥーを入れてしまうという手もありますが。アートメイクは染料によってMRIができなくなるらしいので事前確認をしたほうが良いと思います。
それに比べて眉ティントは色々なメーカーから出ているし、今は100均でも売ってるのでとっても手軽です。それに、想像よりも濃くならないので前日に書いて、剥がして完成です。
普段マスカラやつけまつげの欠かせない方は、思い切ってマツエクにしてしまうのもありです。
目元はセンシティブな場所なのでダイビングをすることが分かっているのならば、1週間以上前に済ませておくことがおすすめです。
つけまつげが途中でマスクの中で取れてきて・・・なんて考えたらゾッとしてしまいますしね。
擦れて落ちた化粧品が目に入る可能性もあり、海中ではマスクを外して直せないので大変です。
ヘアスタイルに関してですが、後ろでひとつにまとめるか長い方はお団子にしてしまうのが良いでしょう。
海でゆらゆらゆれる黒髪は正直あまり美しくありませんし(S子です)、万が一マスクの間に入ってしまうとマスクのズレに繋がり致命的ですよ。
日焼け止めのエコ対策
次に、日焼け対策です。
沖縄でダイビングに使用する船はクルーザーのことが多いのでちゃんと屋根があります。
それにダイビングで使用するスーツは長袖で首まであります。ですので、無人島滞在ツアーのように島での滞在時間が長くなければ、よっぽど日焼けを気にする必要はありません。
それでも気になる場合は船でポイントまで移動する時はサンバイザーを使い、クルーザーの屋根の下に座り、タオルをかぶって日焼けから守りましょう。
それに、最近では「環境に優しい日焼け止め」も売られていますよ。
日焼け止めに使われている紫外線吸収剤と紫外線散乱剤はサンゴ礁を破壊する成分と言われています。
紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)は多くの日焼け止めに入っている成分ですが、ハワイでは既に使用禁止成分とされています。
日本でも紫外線吸収剤を使っていない日焼け止めは増えています。
例えばニベアの「ニベアサン プロテクトウォーターミルク マイルド」は不使用です。
コパトーンの商品にも不使用のものがあります。
日焼け止め必須の方は、環境のことも考えて選ぶと良いですね。
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